キャンバスでオブジェクトを分離する
「分離」コマンド(および分離ボタン)を使えば、その時点で選択されているオブジェクトと現行表示を一時的に揃え、シーンのその他すべてのオブジェクトを非表示にすることができます。これは、遠くにあるオブジェクトやはっきりしないオブジェクトにアクセスするのに便利な機能です。
「分離」コマンドは、レンダリングまたは書き出すためのカメラ表示を作成するためのものではありません。一時的に 1 つのオブジェクトだけを表示することで、そのオブジェクトをより効率的に変更したり操作したりするためのものです。
オブジェクトを分離する
キャンバス、「レイヤー」リスト、または「タイムライン」で、分離させるオブジェクトを選択します。
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以下のいずれかの操作を行います:
「オブジェクト」>「分離」と選択します(または、Control + I(アイ)キーを押します)。
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「レイヤー」リストか「タイムライン」で、分離ボタンをクリックします。
選択したオブジェクトに揃うように現行表示が変化し、シーン内のその他すべてのオブジェクトが消えます。
オブジェクトが分離されると、一時的なカメラが作成され、「カメラ」ポップアップメニューにもその名前がリストされます。このカメラの名前は、分離したオブジェクトと同じになっています。
分離表示を終了する
以下のいずれかの操作を行います:
「オブジェクト」>「分離」と選択します(または、Control + I(アイ)キーを押します)。
「レイヤー」リストか「タイムライン」で、分離ボタンをクリックします。
「カメラ」ポップアップメニューから別のカメラを選択します。
参考: オブジェクトはビューポートの数だけ分離することができます。分離表示でオブジェクトを編集しながら、別のビューポートのシーンカメラで結果を確認するというのが、一般的なワークフローです。1 つの表示でオブジェクトを分離した後に、別の表示をアクティブにして別のオブジェクトを分離させることもできます。詳しくは、ビューポートレイアウトを参照してください。