「フレーミング」ビヘイビアのオンスクリーンコントロールを使う
「レイヤー」リストで「フレーミング」ビヘイビアを選択すると、キャンバスでオンスクリーンコントロールが使用可能になり、カスタムのフレーミングサイズやシェイプを作成したり、「フレーミングオフセット」や「オフセットパス頂点」パラメータを視覚的に調整したりすることができます。
参考: 「フレーミング」ビヘイビアのオンスクリーンコントロールを使用するには、まず「ビヘイビア」インスペクタでレイヤーを「ターゲット」イメージウェルに割り当てる必要があります。
レイヤーの中心以外のポイントをターゲットにする
デフォルトでは、「フレーミング」ビヘイビアのターゲットはレイヤーの中心になります。「フレーミングオフセット」パラメータのオンスクリーンコントロールで、ターゲットレイヤーの別の領域にフレーミングするように設定できます。
キャンバスの左上隅にある「カメラ」ポップアップメニューをクリックし、「遠近」を選択します。
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「レイヤー」リストまたは「タイムライン」でフレーミングビヘイビアを選択します。
キャンバスに、四隅にハンドルの付いた白い矩形が表示されます。この矩形が「フレーミングオフセット」パラメータのオンスクリーンコントロールです。
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以下のいずれかの操作を行います:
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四隅のハンドルのいずれかをドラッグして Z の値を調整します。
参考: オンスクリーンコントロールでは精度が足りない場合は、「ビヘイビア」インスペクタの値スライダを使用して、値の変化を Z 軸だけに限定します。
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X または Y の値を調整するには、白い矩形の内部をドラッグします。
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カメラのモーションパス頂点の位置を設定する
「フレーミング」ビヘイビアの設定によってカメラのモーションパスがカーブする場合は、「オフセットパス頂点」パラメータのオンスクリーンコントロールを使って頂点(カーブの最高点)を調整できます。
キャンバスの左上隅にある「カメラ」ポップアップメニューをクリックし、「遠近」を選択します。
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「フレーミング」ビヘイビアが選択されている状態で、カーブした赤いモーションパスをつなぐ白い線に沿って「オフセットパス頂点」(小さな白いボックス)をドラッグし、頂点の位置を変更します。
ヒント: 小さな白いボックスが見えない場合は、キャンバスの左上隅にあるドリーツール上をドラッグして少しズームアウトしてください。
カメラのモーションパスをオフセットする
「パスのオフセット」パラメータのオンスクリーンコントロールを使って、「フレーミング」ビヘイビアで作成されたカメラのモーションパスをオフセットできます。
キャンバスの左上隅にある「カメラ」ポップアップメニューをクリックし、「遠近」を選択します。
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「フレーミング」ビヘイビアを選択した状態で、以下のいずれかの操作を行います:
緑の矢印をドラッグして、パスを Y 軸方向に調整します。
赤い矢印をドラッグして、パスを X 軸方向に調整します。
青い矢印をドラッグして、パスを Z 軸方向に調整します。
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白い円(色の付いた矢印が出会う場所)の内部をドラッグして、パスを 3 つの軸すべての方向に同時に調整します。
参考: キャンバスで変形コントロール(色の付いた矢印)がフレーミングのオンスクリーンコントロール内部に表示される場合は、カメラのモーションパスではなくフレーミングが調整されます。このようになる場合は、カメラ表示を周回させて、変形コントロールをフレーミングコントロールからずらします。
3D 変形コントロールについて詳しくは、3D 空間でレイヤーを変形するを参照してください。