グループサイズを制限する
デフォルトでは、グループのサイズは、グループ内のレイヤーによって決まります。アニメートしたオブジェクトはサイズが大きくなることがよくあり、グループのアクティブな高さと幅(グループの解像度)が大きくなる場合があります。グループの解像度を特定の幅と高さに制限することができます。
次のイメージに示すプロジェクトには、パーティクルシステムがあります。アニメーションパーティクルは、キャンバスからはみ出して移動すると見えなくなりますが、それらを含むグループは大きくなります。
キャンバスのエッジを越えて移動または拡大するように変化するオブジェクトがプロジェクトに含まれている場合は、「固定解像度」チェックボックスを使えば、コンピュータの処理時間を短縮できます。
参考: 「インスペクタ」の「グループ」パネル(「固定解像度」パラメータを含む)は、プロジェクトでグループを選択した場合にだけ表示されます。
グループの解像度を固定する
「レイヤー」リストでグループを選択します。
-
「グループ」インスペクタで、「固定解像度」チェックボックスを選択します。
デフォルトでは、グループの解像度はプロジェクトサイズに設定されています。そのため、オブジェクトがグループ内にあってもキャンバスの外にある場合はクロップされます。「固定解像度」チェックボックスの右側に「R」インジケータが表示され、グループがラスタライズされることが分かります。ラスタライズについて詳しくは、グループとラスタライズを参照してください。
-
プロジェクトの解像度とは別の解像度を指定するには、「固定幅」と「固定高さ」のスライダを調整します。
グループのアンカーポイントがオフセットされている場合、キャンバスのエッジに沿ってクロップが実行されず、オブジェクトが切れる可能性があります。
参考: 固定解像度グループ内にあるレイヤーを選択すると、レイヤーの周囲の境界ボックスは元のサイズで表示され、上位のグループの解像度の影響を受けません。