キャンバスの応答を動的に表示する
キャンバスの左上にあるステータスバーには、レイヤーの変形、カラー、座標、および再生フレームレートの情報が動的に表示され、レイヤーに変更を加えるごとにアップデートされます。
ステータスバーの表示をオンまたはオフにする
「Motion」環境設定を開くには、Command +カンマ記号(,)キーを押します。
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「Motion」環境設定にある「アピアランス」パネルで、「動的ツール情報」チェックボックスを選択または選択解除します。
「動的ツール情報」を選択すると、キャンバスでレイヤーをドラッグして調整するときに、キャンバスの上にステータスバーが表示されます。たとえば、キャンバスでオブジェクトを拡大/縮小するときに、ステータスバーに幅と高さの値が表示されます。
ピクセルカラーを表示する
モーショングラフィックスのプロジェクトでは、プロジェクト内で複数の色を配置して調整しなければならない場合があります。ステータスバーには、ポインタの下にあるピクセルの色に関する視覚的な情報と数値的な情報のほか、アルファチャンネルの値が表示されます。クリックする必要はなく、キャンバス上でポインタを動かすだけでステータスバーの表示が変わります。
「Motion」環境設定にある「アピアランス」パネルで、「カラー」チェックボックスを選択します。
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「表示色」ポップアップメニューから色のフォーマットを選択します。
RGB:色を構成する赤、緑、青、およびアルファを 0 〜 1 の値で表します。スーパーホワイトの値は 0 〜 1 の範囲を超えることがあります。
RGB(パーセント):色を構成する赤、緑、青、およびアルファを 1 〜 100 の値で表します。
HSV:ヒューを 1 〜 360 の値で示し、サチュレーションと値(ルミナンス)を 1 〜 100 の値で示します。
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キャンバス上でポインタを動かします。
ポインタを動かすと、ステータスバーに表示されている色の情報がアップデートされます。
現在のポインタ位置を表示する
キャンバスにオブジェクトを正確に配置する場合、ポインタの正確なピクセル位置が分かれば便利です。ステータスバーでは、この情報を X 軸と Y 軸の座標系(デカルト座標)として表示できます。キャンバスの中心が 0,0 です。
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「Motion」環境設定にある「アピアランス」パネルで、「座標」チェックボックスを選択します。
キャンバスでポインタを動かすと、ステータスバーに表示されている座標の情報がアップデートされます。
再生フレームレートを表示する
「Motion」では、リアルタイムでプロジェクトを再生するときに、シーケンスが複雑すぎて最大速度でレンダリングできない場合は、フレームレートを下げて再生します。ステータスバーでは現在のフレームレートをモニタリングできます。フレームレートは、秒当たりのフレーム数(fps)です。
参考: フレームレートは、プロジェクトの再生中にのみステータスバーに表示されます。
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「Motion」環境設定にある「アピアランス」パネルで、「フレームレート(再生時のみ)」チェックボックスを選択します。
プロジェクトを再生すると、ステータスバーの左上隅にフレームレートが表示されます。