基本的なテキストの概要

文字デザインの流行は変わりますが、コマーシャル、ドキュメンタリー、タイトルシーケンス、放送局のロゴ、企業のプレゼンテーション、および個人のビデオプロジェクトでは文字とグラフィックスをバランスよく使うことが効果的だという基本に変わりはありません。プロジェクトで必要としているスタイルがどのようなものであっても、「Motion」のユニークなツールを使えば動的なテキストエフェクトを作成できます。

テキストを Motion プロジェクトに追加するのは簡単です。ツールバーの「テキスト」ツールを選択し、キャンバス内をクリックして、入力を開始するだけです。新しいテキストレイヤーが作成され（キャンバス内に表示され、「レイヤー」リストと「タイムライン」にも追加されます）、そのレイヤーに対してテキストスタイル、特殊エフェクトフィルタ、アニメーションビヘイビア、キーフレームなどのさまざまな処理を適用できます。

さらに、テキストを 1 つのオブジェクトとして操作することも、グリフ（文字）を個別に操作し、文字ごとに異なるエフェクトを適用することもできます。

この章では、以下のような基本的なテキストの作成および変更方法について説明します：

• テキストを追加する

• キャンバスでテキストを選択して変更する

• フォントをプレビューして適用する

• プリセットテキストスタイルを使う

• 「インスペクタ」でテキストを編集する

• テキストグリフを変更する（文字ごとにテキストを調整）

テキストを追加して、好みに合わせてフォーマットを適用したら、動的なアニメーションエフェクトの作成を開始できます（アニメートするテキストの概要を参照）。高度な 3D テキストを作成してアニメートすることもできます（3D テキストの概要を参照）。