「レイアウト」パネルの「ビヘイビア」コントロール

「ビヘイビア」コントロールを使って、ビヘイビアを適用するテキストオブジェクトが、アンカーポイントの位置に基づいてどのように扱われるかを調整します:

  • アンカーポイント:アンカーポイントがどのように割り当てられるか(文字単位、単語単位、行単位、または単一オブジェクトとして)を指定するためのポップアップメニュー。たとえば、「テキスト」インスペクタの「フォーマット」パネルを使用するか、またはテキスト・シーケンス・ビヘイビアを適用することでテキストを回転する場合、割り当てたアンカーポイントのタイプによって効果が異なります。「アンカーポイント」を「すべて」に設定した場合、テキストは 1 つのオブジェクトとして回転します。「アンカーポイント」を「文字」に設定した場合は、各グリフが互いに関係なく回転します。アンカーポイントを視覚的に表示するには、「グリフを変形」ツールでテキストを選択します。「グリフを変形」ツールについて詳しくは、テキストグリフの概要を参照してください。

    ツールバーで「グリフを変形」ツールを選択しています

    参考: 「レイアウト」パネルで指定するアンカーポイントは、オブジェクトのアンカーポイントとは異なります。オブジェクトのアンカーポイントのコントロールは、「情報」インスペクタおよびツールバーの「アンカーポイント」ツールで使用できます。オブジェクトのアンカーポイントを調整する方法について詳しくは、レイヤーのアンカーポイントを移動するを参照してください。

    「アンカーポイント」ポップアップメニューには、次の 4 つのオプションがあります:

    • 文字:グリフごとにアンカーポイントがあるものとして各文字が回転します。

    • 単語:単語ごとにアンカーポイントがあるものとして各単語が回転します。

    • 行:行ごとにアンカーポイントがあるものとして各行が回転します。

    • すべて:すべてのテキストが 1 つのオブジェクトとして回転します。

  • アンカーの位置:グリフごとのアンカーポイントの位置を指定するポップアップメニューです。アンカーポイントを視覚的に表示するには、「グリフを変形」ツールでテキストを選択します。「グリフを変形」ツールについて詳しくは、テキストグリフの概要を参照してください。

    「アンカーの位置」ポップアップメニューには、次の 5 つのオプションがあります:

    • ベースライン:ベースライン上にアンカーポイントを置きます(デフォルト)。

    • 中央:文字、単語、またはテキストの行の奥行き方向と垂直方向の中心にアンカーポイントを置きます。

    • タイポグラフィ中央:奥行き方向とタイポグラフィの中心(アセンダーとディセンダーの中間点)にアンカーポイントを置きます。

    • 中央上:文字、単語、またはテキストの行の奥行き方向の中心と上部にアンカーポイントを置きます。

    • 左中央:文字、単語、またはテキストの行の奥行き方向の中心と左側にあたる Y 軸上にアンカーポイントを置きます。

    • 右中央:文字、単語、またはテキストの行の奥行き方向の中心と右側にあたる Y 軸上にアンカーポイントを置きます。

  • 位置:「アンカーポイント」ポップアップメニューで指定したアンカーポイントの位置を設定するための値スライダ。開閉用三角ボタンをクリックすると、X、Y、および Z の値スライダが個別に表示されます。アンカーポイントを視覚的に表示するには、「グリフを変形」ツールでテキストを選択します。「グリフを変形」ツールについて詳しくは、テキストグリフの概要を参照してください。