ラスタライズの例
2D グループとラスタライズ
次の 2 つの図は、2D グループのブレンドモードに対するラスタライズの効果を示しています。どちらの図でも、1 頭の象のレイヤー(「レイヤー」リスト内の一番上のグループ内)が象の家族のレイヤー(「レイヤー」リスト内の別の 2D グループ内)の一部に重なっています。どちらの例でも、1 頭の象のレイヤーの「ブレンドモード」パラメータが「ビビッドライト」に設定されています。ラスタライズされていない左側の例では、1 頭の象のブレンドモードはその下のグループ(象の家族)のピクセルと対話します。しかし、右側の例では、一番上のグループがラスタライズされています。その結果、その「ビビッドライト」ブレンドモードは 2 番目のグループのピクセルと対話しなくなります。
重要: グループのブレンドモードが「そのまま」で、グループのレイヤーに異なるブレンドモードが設定されている場合、そのレイヤーはラスタライズされません。
3D グループとラスタライズ
次の 2 つの図は、3D グループの交差に対するラスタライズの効果を示しています。左の図のラスタライズされていない例では、矩形のシェイプを含む 2 つのグループ(グループ A とグループ B)が 3D 空間で交差しています。右の図では、グループ A がラスタライズされているため、グループ A とグループ B は交差しなくなっています。