テキストとラスタライズ
ラスタライズは、基本的なテキストおよび 3D テキストがプロジェクト内のほかのオブジェクトとどのように対話するかに影響します。
参考: テキストが従属先のグループとは独立してラスタライズされる場合、そのラスタライズは、テキストがそのグループ内のオブジェクトとどのように対話するかに影響します。たとえば、「ブラー(円)」フィルタを 3D 空間にあるテキスト(パス上のテキスト)に適用すると、そのテキストは同一グループ内のほかのオブジェクトと対話しなくなります。3D のグループのラスタライズと 3D のテキストのラスタライズは、同じ操作によって実行されます。場合によっては、「テキスト」インスペクタにある「レイアウト」パネルの「平坦化」チェックボックスを選択すると、この影響を最小にできます。
次の例では、ラスタライズされていない 2D グループ(「グループ 1」)にテキストが含まれています。テキストは、「ソフトライト」ブレンドモードに設定されているため、レイヤースタック内で下にあるイメージと対話します。(語句「big cats」とその下のイメージによって作成されたテクスチャに注目してください。)
次の例では、テキストを含む 2D グループがラスタライズされています。この例では、グループの「情報」インスペクタにある「クロップ」チェックボックスを選択することによってトリガーされています。テキストの「ソフトライト」ブレンドモードが、レイヤースタック内で下にあるオブジェクト(虎のイメージ)と対話しなくなります。「レイヤー」リストでは、「グループ 1」アイコンがラスタライズフレームで囲まれています。
ヒント: 上の例では、テキストを含むグループにイメージを移動することで、ラスタライズの問題が解消されます。
2D および 3D グループでのラスタライズについて詳しくは、グループとラスタライズを参照してください。