ウィジェットを操作する
スナップショット(パラメータ状態)が割り当てられたウィジェットをリグに含めるまで、リグには何も起こりません。ウィジェットは、プロジェクト内のパラメータの制御に使用される特殊なコントロールです。
Motion ワークスペースでは、ウィジェットは次の 4 個所に表示されます:
「レイヤー」リスト内の親リグの下。
「リグ」インスペクタ内。リグに複数のウィジェットが含まれている場合は、ここにすべてが表示されます。
HUD。
「ウィジェット」インスペクタ。
ウィジェットの順番や名前は変更可能です。同じ種類のウィジェットが複数ある場合、ウィジェットの名前を変更することは重要です。そうしないと、一般的な名前を持つ同じコントロールがリストに並ぶことになります。
「ウィジェット」インスペクタには、選択したウィジェットのコントロールが表示されます。「リグ」インスペクタを表示すると、そのリグ内のすべてのウィジェットのコントロールが表示されます。「ウィジェット」インスペクタと「リグ」インスペクタには、ウィジェットを変更するためのパラメータコントロール(「編集モード」ボタンとそこに割り当てたパラメータ)も表示されます。HUD には、割り当てられたウィジェットのコントロール(ウィジェットの切り替えまたは調整に使用するチェックボックス、ポップアップメニュー、またはスライダ)のみが表示され、ウィジェットを変更するためのパラメータは表示されません。
リグを選択すると、HUD には、そのリグに割り当てられたすべてのウィジェットのコントロールが表示されます。
単一の手順でウィジェットを追加してパラメータを割り当てる
「リグ」インスペクタで複数のボタンを使ってウィジェットを作成する代わりに、単一の手順でリグとウィジェットを作成してパラメータをウィジェットに適用することができます。
以下のいずれかの操作を行います:
「インスペクタ」で、パラメータのアニメーションメニュー(パラメータ行の右側にポインタを置いたときに表示される下向きの矢印)をクリックし、「リグに追加」を選択してリグを選んでから、サブメニューでウィジェットの種類を選択します。
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パラメータ行を、「インスペクタ」のいずれかのパネルから「レイヤー」リスト内のリグオブジェクトにドラッグします。
パラメータ行をリグオブジェクトにすぐにドロップすると、スライダウィジェットが作成されます。少しの時間ドロップせずにいると、ドロップメニューが表示されて作成したいウィジェットの種類を選択できます。
新しいウィジェットが、その親リグの下にある「レイヤー」リストに表示されます。「ウィジェット」インスペクタで、選択したパラメータが編集モードボタンの下に表示され、スナップショットの割り当てができるようになります。詳しくは、スナップショットを作成する/管理するおよびパラメータ・アニメーション・メニューを使ってリグを制御するを参照してください。
リグ内のウィジェットを並べ替える
「レイヤー」リスト内でウィジェットをドラッグして、表示したい順序に並べ替えます。
ウィジェットの名前を変更する
デフォルトでは、各ウィジェットにはその種類に従って名前が付けられます(「チェックボックス」など)。ただし、ウィジェットが影響を及ぼす設定が分かるようにカスタムの名前を割り当てることもできます。
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「レイヤー」リストでウィジェットの名前をダブルクリックして、新しい名前を入力した後、Return キーを押します。
「インスペクタ」でウィジェットの名前を変更することはできません。
参考: ウィジェットが公開済みの場合、公開されたパラメータの名前の変更は行われません。名前を同期させるには、「プロジェクト」インスペクタの「公開」パネルでウィジェットの名前を手動で変更するか、ウィジェットを公開中止してから、新しい名前で再公開します。
ウィジェットを別のリグに移動する
プロジェクトに複数のリグがある場合、異なるリグ間でウィジェットを簡単に移動できます。
「レイヤー」リストで、移動するウィジェットを別のリグにドラッグします。
ウィジェットをリグから削除する
ウィジェットを選択して、以下のいずれかの操作を行います:
Delete キーを押します。
「編集」>「削除」と選択します。
Control キーを押しながらウィジェットをクリックし、ショートカットメニューの「削除」を選択します。