高解像度グラフィックスについて

イメージ(スキャンした地図や写真など)をパンしたりズームイン/ズームアウトしたりする必要があるときは、高解像度イメージを使用してください。通常は 100 パーセントを超えたズームを行う必要はないため、イメージの品質が低下することはありません。ビデオや静止画像を 100 パーセントを超えて拡大すると、アーチファクトが生じます。各ピクセルが目立つようになり、コントラストの高い斜めの線が階段のように表示されます。

読み込んだグラフィックをシーケンスのフレームサイズに合わせて縮小/拡大するには、以下のフレームサイズを使用します:

フレームサイズ(ピクセル)

ビデオのタイプ

1920 × 1080

高精細、16:9、スクエアピクセル

1280 × 720

高精細、16:9、スクエアピクセル

720 × 486

標準定義、4:3、NTSC の非スクエアピクセル

720 × 480

標準定義 DV、4:3、NTSC の非スクエアピクセル

720 × 576

標準定義、4:3、PAL の非スクエアピクセル

640 × 480

マルチメディア、4:3、スクエアピクセル

480 × 360

マルチメディア、4:3、スクエアピクセル

320 × 240

マルチメディア、4:3、スクエアピクセル

240 × 180

マルチメディア、4:3、スクエアピクセル

160 × 120

マルチメディア、4:3、スクエアピクセル

HD プロジェクト用のグラフィックスのガイドライン

高精細度(HD)ビデオプロジェクト用のグラフィックスと静止画像を作成する過程は、標準解像度ビデオの場合と同じです。フルラスタ高解像度ビデオ形式では、スクエアピクセルが使用されます。「Motion」にグラフィックスを読み込む前は、高解像度イメージの寸法調整について心配する必要はありません。シーケンスに合ったイメージ寸法を決めるには、以下の説明に従ってください。

シーケンスのプリセット

静止画像の寸法

1080i

横 1920 ×縦 1080

720p

横 1280 ×縦 720

2K および 4K プロジェクト用のグラフィックスのガイドライン

デジタルシネマやフィルムで配布するグラフィックスやアニメーションは、多くの場合、プロジェクトのマスタリング方法に応じて 2K または 4K 解像度で作成されます。2K および 4K 解像度は、スクエアピクセル、プログレッシブ・フレーム形式、フレームレートは通常 24 fps です。シーケンスに合ったイメージ寸法を決めるには、以下の説明に従ってください。

シーケンスのプリセット

静止画像の寸法

4K

横 4096 ×縦 2160

2K

横 2048 ×縦 1080