プロジェクトのタイミング情報を表示する

現在の再生ヘッドの位置またはプロジェクトの合計継続時間を表示するようにタイミング表示を設定できます。さらに、この情報をほかの単位(フレームまたはタイムコード)で表示するようにタイミング表示を設定することも可能です。

再生ヘッドの位置とプロジェクトの継続時間の間で表示を切り替える

以下のいずれかの操作を行います:

  • タイミング表示の左側にある時計のアイコンをクリックします。

    プロジェクトの継続時間に設定されているとき、時計のアイコンは次のようになります:

    プロジェクト継続時間を表示しているタイミング表示時計

    再生ヘッドの位置(現在時刻と呼ばれます)に設定されているとき、時計のアイコンは次のようになります:

    現在時刻を表示しているタイミング表示時計
  • タイミング表示の右側にある下向きの矢印をクリックして、「プロジェクト継続時間を表示」または「現在時刻を表示」を選択します。

「プロジェクト継続時間を表示」に設定した場合、タイミング表示には、表示用に選択した測定単位に応じて、プロジェクトの再生時間またはフレーム数が表示されます。「現在時刻を表示」に設定した場合、タイミング表示には、表示用に選択した測定単位に応じて、現在の再生ヘッドの位置のフレーム番号またはタイムコード番号が表示されます。

フレーム番号とタイムコードの間で表示を切り替える

タイミング表示では、フレームとタイムコードの 2 つの方法でプロジェクトの時間を測定できます。フレームは静止画で、1 または 0 から始まり、番号が増えていきます。プロジェクトの継続時間中、フレーム番号が増加し続けます。タイムコードは、ビデオの制作で使用される標準の 8 桁の数値システムです。タイムコードは、時計のように 00:00:00:00 〜 23:59:59:29 の範囲で変化します。最初の 2 桁が時間、2 番目の 2 桁が分、3 番目の 2 桁が秒、最後の 2 桁がフレームで、HH:MM:SS:FF として表現されます。

  • タイミング表示の右側にある下向きの矢印をクリックして、ポップアップメニューから「フレームを表示」または「タイムコードを表示」を選択します。

    「タイミング表示」ポップアップメニューから「フレームを表示」を選択しています

フレームカウンタとタイムコードカウンタには、それぞれ利点がありますが、元のビデオ形式やフィニッシングのビデオ形式によって使い分けます。たとえば、35 ミリフィルムのタイトルシーケンスをデザインし、正確に 720 フレームに収めなければならない場合は、タイミング表示を「フレームを表示」に設定する方が便利です。(タイムコード標準を使用する)放送用にテレビスポットを作成する場合は、タイミング表示を「タイムコードを表示」に設定します。