リング状レンズ

イメージの上に輪の形をした歪みを作り出して、ドーナツのような膨らみを作ります。

「リング状レンズ」フィルタの効果を示すキャンバス

このフィルタは、「フィルタ」インスペクタのパラメータコントロールを使って調整します:

  • 中心:レンズの中心の位置を設定します。キャンバス内で「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすることもできます。

  • 半径:リングの半径を設定します。オンスクリーンコントロールの内側の円をドラッグすると、「半径」値が調整されます。内側と外側の円の間をドラッグすると、「半径」パラメータと「太さ」パラメータが同時に調整されます。

  • 太さ:リングの厚みを半径に対する比率としてパーセントで設定します。値の範囲は、0(厚みなし)〜 1.00(リング状レンズ中央の穴なし)です。オンスクリーンコントロールの外側の円をドラッグすると、「太さ」値が調整されます。内側と外側の円の間をドラッグすると、「太さ」パラメータと「半径」パラメータが同時に調整されます。

  • 屈折:レンズの屈折の強さを設定します。

  • クロップ:フィルタを適用したイメージを元の境界でくっきりと切り取るかどうかを設定します。このチェックボックスの選択が解除されているときは、フィルタがイメージの端に作用します。

  • ミックス:元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。

  • OSC を公開:「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、Final Cut Pro テンプレートの概要を参照してください。