MIDI

「MIDI」ビヘイビアは、シンセサイザのような一般の MIDI デバイスを使って、オブジェクトパラメータを編集およびアニメートするために使用できます。本格的なモーショングラフィックスのミックスマスターに対応する機能です。

「ビヘイビア」インスペクタのコントロールを使って、このビヘイビアを調整します:

  • コントロールの種類:MIDI コントローラのモードを設定するポップアップメニューです。以下の 3 つのモードがあります:

    • 音:このモードは、コントロールが MIDI デバイスのキーボードのキーの場合に使用します。

    • コントローラ:このモードは、コントロールが MIDI デバイスのノブ、ダイヤル、キー、スライダ、フットペダルのいずれかの場合に使用します。

    • 学習:このモードは、「MIDI」ビヘイビアが適用されるパラメータを操作するために MIDI デバイスで使うコントロール(ノブ、ダイヤル、キーなど)を「Motion」に「記憶させる」ために使用します。「学習」モードでは、MIDI デバイスで調整する最初のノブ、ダイヤル、またはキーがコントロールに設定されます。

      参考: MIDI ビヘイビアを最初に適用したときの、デフォルトのコントロールの種類は「学習」になります。

  • ID:操作する MIDI コントロール(ノブ、ダイヤル、キーなど)の識別番号が表示されるスライダです。

  • 値:MIDI コントロールを操作する際に、0 〜 1 の標準の MIDI 値を表示するスライダです。

  • 調整:「MIDI」ビヘイビアの「値」パラメータを乗算するスライダです。つまり、「調整」が大きくなると、MIDI コントロールの値の範囲が大きくなり、制御しているパラメータに大きな影響が生じます。たとえば、ノブを使ってオブジェクトの回転を調整する場合、ノブを 1 回転するときの、デフォルトの回転値の範囲(「調整」が 1 に設定されている場合)はわずか 30 パーセントにすぎません。「調整」値を 13 に増やすと、ノブ 1 回転の回転値は 370 度までになります。

  • 適用:影響を受けるパラメータが表示され、このビヘイビアを別のパラメータに割り当て直すのに使うことができるポップアップメニュー(パラメータの割り当てコントロール)です。