「パラメータ」ビヘイビアの概要
「パラメータ」ビヘイビアは特定のオブジェクトパラメータに適用され、それらのエフェクトはそのパラメータのみに限定されます。同じ「パラメータ」ビヘイビアを異なるパラメータに適用して、さまざまなエフェクトを得ることができます。たとえば、オブジェクトの「不透明度」に「反復」ビヘイビアを適用すると、そのオブジェクトがフェードイン/アウトを繰り返すようになり、オブジェクトの「回転」に「反復」ビヘイビアを適用すれば、そのオブジェクトが前後に揺れる動作を繰り返します。また、「パラメータ」ビヘイビアは、フィルタのパラメータ、ジェネレータのパラメータ、パーティクルシステムのパラメータ、さらにほかのビヘイビアのパラメータへ適用することができます。
18 種類の「パラメータ」ビヘイビアがあります:
オーディオは、オーディオファイルの動的なサウンド情報にパラメータをリンクさせます。
平均化は、アニメーションの変化を滑らかにします。
クランプは、アニメートされるパラメータの最小値と最大値を設定します。
カスタムは、独自のビヘイビアを作ることができます。
指数は、アニメーションの速度を変化させて、より自然なエフェクトを作成します。
リンクは、あるパラメータの値を別のパラメータの値と同期させます。
対数は、アニメーションの速度を変化させて、より自然なエフェクトを作成します。
MIDIは、MIDI コントローラを使ってパラメータの編集とアニメートができます。
反対は、パラメータの値の正負を逆にします。
反復は、パラメータに対して 2 つの値を交互に適用することで、そのパラメータをアニメートします。
クォンタイズは、アニメーションを変化させて、パラメータの値を段階的に変化させます。
ランプは、アニメーションに段階的な変化を作り出します。
ランダム化は、ランダムに増減する連続的な値を適用して、繊細な動きのアニメーションを作り出します。
速度は、時間の経過につれてパラメータを増加させます。
反転は、アニメートされるパラメータの向きを反転させます。
停止は、パラメータのアニメーションを突然停止させます。
トラックは、エフェクトのパラメータ(フィルタなど)にモーショントラッキングデータを適用します。
リグルは、繊細なアニメーションを作り出しますが、「ランダム化」ビヘイビアよりもエフェクトが遅くなります。