「エミッタ」HUD のコントロール

エミッタを調整するには、「エミッタ」HUD のコントロールを使用します:

  • 発生量:作成される 1 秒当たりのパーティクルの数を指定するスライダです。

  • 表示時間:各パーティクルを画面上に表示する時間を(秒で)指定するスライダです。

  • 調整:セルの元のサイズに対する各パーティクルのサイズを指定するスライダです。

  • 放出範囲:パーティクルが放出される角度を定義するスライダです。

  • 放出コントロール(ラベルなし):次に説明するように、いくつかのパラメータを同時に変更できる円形のグラフィカルなコントロールです:

    • 放出範囲(2D のみ):グラフィカルな放出コントロールの外側リングで 2 点をドラッグして、パーティクルを生成する際の範囲を指定します。つまり、「放出範囲」パラメータは、パーティクルの生成時に放出する範囲を円グラフ上の範囲によって定義します。このグラフィカルなコントロールは、「放出範囲」スライダと同じパラメータを制御します。

    • 放出角度(2D のみ):青い矢印を時計回りまたは反時計回りにドラッグして、パーティクルが放出される際の方向を(「放出範囲」コントロールで定義した角度内で)変更します。

    • 放出速度(2D のみ):青い矢印を外側または内側にドラッグして、エミッタからどれくらいの速さでパーティクルを放出するかを指定します。

      HUD でグラフィカルな放出コントロールをより正確に操作するには、以下の修飾キーを使います:

      • Shift キー(放出角度の調整時):「アングル」の増分を 45 度に制限します。

      • Shift キー(放出範囲の調整時):2D のエミッタを使って作業する場合、増分を 22.5 度に制限します。

      • Command キー:2D のエミッタを使って作業する場合、放出角度だけを調整します。

      • Option キー:2D のエミッタを使って作業する場合、放出速度だけを調整します。

  • 「エミッションの緯度」/「エミッションの経度」コントロール(ラベルなし、3D のみ):3D パーティクルエミッタを使っている場合(「エミッタ」インスペクタで「3D」チェックボックスを選択した場合)、HUD の球形の放出コントロールによって「エミッションの緯度」と「エミッションの経度」パラメータを変更できます。

    球の円心をドラッグして、パーティクルの放出方向(緯度と経度)を変更します。「エミッタ」インスペクタでは特定の値を入力することもできます。

    HUD。回転してオフセットした 3D 放出コントロールの球が表示されています

    「放出範囲」スライダ(球の上)をドラッグして、パーティクルを生成する際の範囲を指定します。つまり、このコントロールは 3D 空間でパーティクルを生成する際の放出範囲の円錐のサイズを定義します。

    HUD。放出範囲を小さくした 3D 放出コントロールが表示されています