パーティクルシステムのタイミングについて
作成したパーティクルシステムの継続時間は、作成に使った元のソースレイヤーの継続時間に関係なく、必要に応じて延長または短縮できます。パーティクルシステムの継続時間は、エミッタオブジェクトの継続時間によって決定されます。「情報」インスペクタ、「タイムライン」、またはミニタイムラインでエミッタのイン点またはアウト点を変更すると、パーティクルシステム全体の継続時間が変更されます。
デフォルトでは、システムの各セルによってエミッタの継続時間にわたってパーティクルが生成されます。生成されたパーティクルそれぞれの継続時間は、セルの継続時間ではなくパーティクルを生成したセルの「表示時間」パラメータによって決定されます。
セルの継続時間によって、新しいパーティクルを生成する期間が変わります。セルの継続時間を変更するには、「タイムライン」で継続時間の位置、またはイン点とアウト点をドラッグします。この方法で、各セルのパーティクルがいつ放出されるかを決めるタイミングを調整できます。
たとえば、3 種類のパーティクルの表示をずらすことによって、爆発をシミュレートするパーティクルシステムを作成することができます。まず、密集した白の閃光を中心から放出します。0.5 秒後に、広範囲にわたって拡散するオレンジ色の爆発パーティクルを放出します。その 1 秒後に、2 つのレイヤーの下から、白とオレンジのパーティクルが徐々に消えていくに従って、熱い煙が放出されます。
「タイムライン」またはミニタイムラインで、エミッタより前に開始するようにセルを移動できます。これによって、パーティクルが描画される前にパーティクルシミュレーションが開始される“プレロール”を作成することができます。
「タイムライン」でレイヤーのタイミングを調整する方法について詳しくは、「タイムライン」の概要を参照してください。