「シーケンステキスト」ビヘイビアにキーフレームを追加する
「シーケンス処理」ポップアップメニューから「開始」、「終了」、「スルー」、または「スルー反転」を選択すると、テキストオブジェクトの一方の端からもう一方の端に向かって、文字、単語、または行の単位でアニメートされます。「シーケンス処理」ポップアップメニューから「キーフレームから」を選択すると、シーケンスアニメーションのタイミングを指定することができます。たとえば、テキストの不透明度をキーフレームして、ムラのある点滅エフェクトを作成したり、テキストの位置をキーフレームして、キャンバス内の特定の位置に文字が順番に移動するタイミングを指定したりできます。
「シーケンステキスト」ビヘイビアにキーフレームアニメーションを追加する
この例では、「位置」パラメータをキーフレームします。
プロジェクト内のテキストを選択してから、ツールバーの「ビヘイビアを追加」ポップアップメニューをクリックして、「テキストアニメーション」>「シーケンステキスト」と選択します。
「ビヘイビア」インスペクタで「シーケンス処理」ポップアップメニューをクリックして、「キーフレームから」を選択します。
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アニメーションを開始するフレームに再生ヘッドをドラッグしてから、キャンバスの下のトランスポートコントロールで記録ボタンをクリックし(または A キーを押します)、キーフレームの記録をオンにします。
キーフレームの記録を有効にすると、「インスペクタ」内で、アニメートできるパラメータの値が赤になります。
参考: 初期キーフレームを手動で追加して、パラメータをアニメートすることもできます。パラメータにキーフレームを追加した後、そのパラメータをさらに調整すると、記録ボタンの状況に関係なく、現在の再生ヘッド位置にキーフレームが追加されます。詳しくは、キーフレーミングの概要を参照してください。
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以下のいずれかの操作を行います:
「ビヘイビア」インスペクタで、「追加」ポップアップメニューをクリックし、「フォーマット」>「位置」と選択してから、「位置」の値スライダでテキストの開始(または終了)位置を設定します。
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キャンバスで、選択されている文字を開始(または終了)位置にドラッグします。
「位置」パラメータにキーフレームが追加されます。
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位置キーフレームを設定する次のフレームに移動して、次のいずれかの操作を行います:
「ビヘイビア」インスペクタで、「位置」の値を変更します。
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キャンバスで、選択されている文字を新しい位置にドラッグします。
2 つ目の位置キーフレームが作成されます。
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必要なキーフレームをすべて追加するまで、手順 5 を繰り返します。
プロジェクトを再生すると(スペースバーを押します)、キーフレームで定義したパスに沿って、文字が順番に移動します。
参考: その後「シーケンス処理」パラメータをほかのオプション(「スルー反転」、「終了」など)に変更してから「キーフレームから」に戻した場合、キーフレームが設定されたアニメーションパスは維持されます。