マスクと透明度の概要

マスクは特殊なタイプのシェイプであり、レイヤー内に透明な領域を作成するために使用します。マスクを作成してレイヤー内に透明部を定義する場合、そのレイヤーのアルファチャンネルとして使用するシェイプを描画します。（シェイプとマスクの描画方法について詳しくは、単純なマスクを描くおよび複雑なシェイプとマスクを描くを参照してください。）レイヤーのアルファチャンネルはグレイスケールチャンネルであるため、マスクはグレイスケールオブジェクトです。白は単色の領域を定義し、グレイが濃くなるにつれて領域の不透明度が低くなり、黒は完全に透明な領域を定義します。

アルファチャンネルが存在するレイヤーにマスクを適用することができ、そのレイヤーの元のアルファチャンネルに対して追加、減算、交差、または置き換えが可能です。また、別のレイヤーをイメージマスクとして使用することでレイヤーにマスクをかけることもできます。詳しくは、イメージマスクの概要を参照してください。

このセクションでは、以下の操作方法について説明します：

• レイヤーにマスクをかけて（レイヤーにマスクをかけるを参照）から、マスクを調整する

• 3D プロジェクト内のレイヤーにマスクをかける

• 複数のマスクを組み合わせて複雑な輪郭を抜き出す

• マスクにフィルタやビヘイビアを適用する

• ロトスコープアニメーションでマスクを使う

• 「マスク」インスペクタでマスクを詳細に調整する

• イメージを使ってレイヤーにマスクをかける