ベジェのコントロールポイントを編集する
ベジェシェイプの調整は、ほかの多くのアプリケーションの場合と同様の方法で行います。ベジェコントロールポイントはカーブを修正するのに幅広く使われており、必要とするどのようなシェイプでも簡単に描画することができます。ベジェシェイプ内の各ポイントは、鋭いコーナーからカーブに切り替えることができます。
以下の手順では、2D 変形ツール・ポップアップ・メニューにある「ポイントを編集」ツールを使用します。
ベジェコントロールポイントをコーナーからカーブに変換する
以下のいずれかの操作を行います:
Command キーを押しながらカーブポイントをクリックして、コーナー(直線状)ポイントに切り替えます。
Command キーを押しながらコーナーポイントをドラッグしてカーブ(ベジェ)ポイントに切り替え、調整可能な接線ハンドルを作成します。
選択したポイントを Control キーを押しながらクリックし、ショートカットメニューから「直線状」または「スムーズ」を選択して、コントロールポイントのタイプを変更します。
コントロールポイントの接線ハンドルを使ってベジェカーブを調整する
カーブのベジェコントロールポイントには 2 つの接線ハンドルがあり、それを使用してコントロールポイントのどちら側でもシェイプの湾曲を調整することができます。これらのハンドルをさまざまな形に調整することで、対称および非対称のカーブを作成することが可能です。デフォルトでは 2 つの接線ハンドル間の角度が 180 度に固定されていますが、この設定を解除して各接線ハンドルを個別に調整することができます。
必要に応じて以下の操作を行います:
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接線ハンドルをドラッグしてその長さを調整します。デフォルトでは、隣り合う接線は 180 度にロックされており、一方の接線ハンドルの角度を調整するともう一方も調整されます。ただし、それぞれの接線ハンドルの長さは、個別に調整することができます。
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Option キーを押しながらいずれかの接線ハンドルをドラッグして、隣り合う接線ハンドルの関係を解除します。この関係が解除されると、片方の接線ハンドルを調整してももう一方には影響を与えず、どちらの接線ハンドルも自由に回転させることができます。
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Control キーを押しながら接線ハンドルのポイントをクリックし、ショートカットメニューから「分割ハンドル」を選択して、隣り合う接線ハンドルの関係を解除します。
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関係が解除された接線ハンドルを Option キーを押しながらドラッグするか、または Control キーを押しながらハンドルのポイントをクリックしてショートカットメニューから「リンクハンドル」を選択することで、接線ハンドル間の角度を再度ロックします。これで移動および回転するときに接線ハンドルの関係が維持されます。
また、Option + Command キーを押しながらハンドルのポイントをドラッグすることで、移動および回転するときに接線ハンドルの関係を解除したままにすることができます。
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Control キーを押しながらハンドルのポイントをクリックし、ショートカットメニューから「ハンドルを揃える」を選択して、接線ハンドル間を 180 度に揃えます。
接線ハンドルの角度を 45 度単位で調整するには、Shift キーを押しながら調整します。複数のコントロールポイントのハンドルを同時に変更するには、Shift キーを押しながら(同じスプライン上の)ポイントを選択し、接線ハンドルを調整します。
重要: キャンバスの下にあるトランスポートコントロールの「記録」ボタンが有効の場合は、カーブ調整にキーフレームが設定され、アニメーションシェイプに変化が生じます。また、「シェイプ」インスペクタの「ジオメトリ」パネルで「コントロールポイント」パラメータにキーフレームを追加すると、記録ボタンの状況に関係なく、カーブの調整にキーフレームが追加されます。