標準メディアファイルを読み込む
メディアファイル(ビデオクリップ、オーディオクリップ、および静止画像)は Motion プロジェクトに一度に 1 つずつ、つまり個々に読み込めます。
参考: 「iTunes」および「写真」のファイルを「ファイルブラウザ」で追加することもできますが、これらは Motion ライブラリの「iTunes」または「写真」カテゴリで追加することをお勧めします。「ライブラリ」を使用して「iTunes」と「写真」のファイルを追加した場合は、プレイリストまたはフォトアルバム機能を使ってファイルをブラウズできます。詳しくは、「ライブラリ」から iTunes および写真ファイルを追加するを参照してください。
Motion プロジェクトにメディアファイルを読み込む
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「ファイルブラウザ」内を移動して、読み込むメディアファイルを探し出します。
「ファイルブラウザ」のフォルダを開くには、上部のナビゲーションパネルでフォルダを選択し、次に下部のパネルでフォルダをダブルクリックします。前に表示したフォルダに戻るには、プレビュー領域の下の左矢印ボタンをクリックするか、プレビュー領域の下のポップアップメニューからフォルダを選択するか、Command +↑キーを押します。
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読み込むファイルを 1 つ以上選択します。
リスト表示で、複数の連続したファイルを選択するには Shift キーを押しながらクリック、複数の連続していないファイルを選択するには Command キーを押しながらクリックします。
プレビュー再生を停止するには、プレビュー領域にポインタを置いて一時停止ボタンをクリックします。プレビューオーディオをミュートするには、プレビューサムネールの右にある再生/ミュートボタンを押します。
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必要に応じて以下の操作を行います:
ファイルスタックからキャンバス内の場所にファイルをドラッグします。
「ファイルブラウザ」の上部の「読み込む」ボタンをクリックしてファイルをキャンバスの中央に追加します。
ファイルを「レイヤー」リストの下の何もない領域にドラッグします。
ファイルを「タイムライン」の下の何もない領域にドラッグします。
メディアファイルがキャンバスおよび(リストの一番上で新しいグループ内のレイヤーとして)「レイヤー」リストに表示されます。
メディアファイルを「レイヤー」リストの既存のグループに追加する
メディアクリップやイメージを「レイヤー」リストの既存のグループに追加することもできます。
「ファイルブラウザ」内を移動して 1 つまたは複数のメディアファイルを選択します。
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メディアファイルを「レイヤー」リストの既存のグループにネストするには、以下のいずれかの操作を行います:
ファイルを「レイヤー」リスト内のグループの一番上までドラッグします。読み込まれたファイルがそのグループ内の新しいレイヤーとして、グループ内の既存のレイヤーの上に表示されます。
ファイルをグループの任意のレイヤーの間にドラッグします。位置のインジケータが現れ、マウスボタンを放したときにそのレイヤーが配置される場所が示されます。
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ファイルを「タイムライン」にドラッグし、既存のグループ内でネストされたレイヤーの間に配置します。
参考: 「タイムライン」にオブジェクトを追加する方法について詳しくは、「タイムライン」の概要を参照してください。
メディアファイルを読み込むけれどもそれらをコンポジションで使用しない
メディアファイルをプロジェクトに追加するけれども、それらをコンポジションに表示させないこともできます。この処理は、ファイルを「メディア」リストにドラッグすることで行います。これによって、今後使いたくなるかもしれないメディアオブジェクトが保存されます。この方法で読み込んだメディアは、キャンバスや「レイヤー」リストには表示されません。ただし、「メディア」リストには表示されます。
プロジェクトパネルで、「メディア」をクリックして「メディア」リストを開きます。
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以下のいずれかの操作を行います:
「ファイルブラウザ」から「メディア」リストに、メディアファイルをドラッグします。
プロジェクトパネルの左下隅にある追加(+)ボタンをクリックして、「ファイルを読み込む」ダイアログで追加するファイルを選択し、「読み込む」をクリックします。
「メディア」リストをアクティブにした状態で、「ファイル」>「読み込む」と選択して(または、Command + I キーを押して)、「ファイルを読み込む」ダイアログで追加するファイルを選択し、「読み込む」をクリックします。
Control キーを押しながら「メディア」リスト内をクリックして、ショートカットメニューから「メディアを読み込む」を選択し、「ファイルを読み込む」ダイアログでファイルを追加します。
「ファイルを読み込む」ダイアログでイメージシーケンスを読み込むには、「イメージシーケンス」チェックボックスを選択します。このチェックボックスの選択を解除すると、読み込みダイアログで選択したファイルのみが読み込まれます。
読み込んだメディアオブジェクトは「メディア」リストに追加されますが、キャンバス、「レイヤー」リスト、「タイムライン」には表示されません。
「読み込む」コマンドを使ってメディアファイルを読み込む
「ファイルブラウザ」を使用せずにメディアファイルを読み込むこともできます。この操作には、「読み込む」コマンドを使います。
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必要に応じて以下の操作を行います:
「ファイル」>「読み込む」と選択します(または Command + I キーを押します)。
Control キーを押しながらキャンバスの空の領域(プロジェクトの外側のグレイの領域内)をクリックしてから、ショートカットメニューから「読み込む」を選択します。
「ファイルを読み込む」ダイアログが開きます。
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1 つ以上のメディアファイルを検索して選択します。隣接した項目を選択するには Shift キーを押しながらクリック、隣接していない項目を選択するには Command キーを押しながらクリックします。
イメージシーケンスから項目を選択している場合は、「イメージシーケンス」チェックボックスを選択して、各イメージをムービークリップ内の 1 フレームとして使用します。
「読み込む」をクリックします。
メディアファイルがキャンバスに表示され、「レイヤー」リストの一番上に新しいグループ内のレイヤーとして表示されます。
参考: 「読み込む」コマンドを使って複数のファイルを読み込んだ場合は、各メディアファイルは Motion プロジェクト内の別々の新規グループに置かれます。ただし、「ファイルブラウザ」を使って複数のファイルを読み込んだ場合は、ファイルは Motion プロジェクト内の 1 つの新規グループに置かれます。
メディアファイルを読み込み、同時に新規 Motion プロジェクトを作成する
ファイルを読み込むときに、その新規プロジェクトを作成することもできます。この操作には、「プロジェクトとしてファイルを読み込む」コマンドを使います。
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「ファイル」>「プロジェクトとして読み込む」と選択するか、Shift + Command + I キーを押します。
「プロジェクトとしてファイルを読み込む」ダイアログが開きます。
1 つ以上のメディアファイルを検索して選択します。隣接した項目を選択するには Shift キーを押しながらクリック、隣接していない項目を選択するには Command キーを押しながらクリックします。
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必要に応じて、フレームレート、アスペクト比、フィールドの順番、オーディオミックスの値を設定します。
イメージシーケンスから項目を選択している場合は、「イメージシーケンス」チェックボックスを選択して、各イメージをムービークリップ内の 1 フレームとして使用します。
「プロジェクトとして読み込む」をクリックします。
メディアファイルが新規 Motion プロジェクトに表示されます。