ソースメディアの概要
Motion プロジェクトに外部メディアファイルを読み込むと、以下の 2 つの処理が行われます:
そのメディアのインスタンス(イメージまたはビデオクリップ)がプロジェクト内に配置され、「レイヤー」リスト、キャンバス、および「タイムライン」に表示されます。
-
コンピュータまたは接続されているその他のデバイス上にある外部ソース・メディア・ファイルへのリンクが、プロジェクトパネルの「メディア」リストに項目として表示されます。
「Motion」で使用するメディアは、コンピュータまたはネットワーク接続されているデバイス上のソース・メディア・ファイルに接続されたままにしておく必要があります。Motion プロジェクトで使用されているメディアに対応する外部メディアファイルを移動、削除、名称変更すると、「メディア」リスト内のソース・メディア・リンクと、そのソースメディアが使用されているプロジェクト内のレイヤーが「オフライン」になります。プロジェクト内でオフラインになっているメディアは簡単に再接続できます(外部ファイルがコンピュータまたはネットワーク接続されているデバイス上でまだ使用可能な場合)。詳しくは、オフライン・メディア・ファイルを再接続するを参照してください。
「Motion」はノンディストラクティブなエフェクトのアプリケーションであるため、プロジェクト内のメディアレイヤーに加えた変更は、コンピュータまたは接続されているデバイス上の外部メディアには適用されません。メディアレイヤーを変更すると、代わりに「Motion」内のメディアのインスタンスに変更が適用されます。
ソースメディアの情報は、Motion ワークスペース内の 2 つの場所に表示されます:
「メディア」リスト:プロジェクトパネルの 2 番目のリストには、プロジェクトのすべてのソース・メディア・ファイル(オーディオ、イメージ、イメージシーケンス、QuickTime ムービーのファイル)が一覧で表示されます。このリストの項目は、コンピュータまたはネットワーク接続されているデバイスに残っているソース・メディア・ファイルにリンクされています。適用されたエフェクト(フィルタやビヘイビアなど)や「Motion」で作成されたグラフィックスコンテンツ(マスク、シェイプ、テキストなど)は、「メディア」リストに表示されません。「メディア」リストの列には、フォーマット、継続時間、フレームレートなど、各ソースファイルに関する情報が表示されます。詳しくは、「メディア」リストの概要を参照してください。
「メディア」インスペクタ:「メディア」リストでメディア項目を選択すると使用可能になり、選択されたソース・メディア・ファイルに関する情報(フォーマット、継続時間、フレームレートなど)が表示されます。「メディア」インスペクタには、プロジェクトで使用されるソース・メディア・ファイルのインスタンスを変更するための調整可能なメディアコントロールもあります。詳しくは、「メディア」インスペクタを表示するを参照してください。