解析対象のフレーム範囲を定義する

「スタビライズ」ビヘイビアを除き、トラッキングビヘイビアの解析は、現在の再生ヘッドの位置から開始されます。「スタビライズ」ビヘイビアの自動解析モードは（再生ヘッドの位置に関係なく）クリップの先頭から開始されます。クリップのどの部分を解析するかを指定するには、クリップのイン点とアウト点を設定するか、「タイムライン」またはミニタイムラインでトラッキングビヘイビアをトリムします。

また、特定の範囲のフレームをトラッキングするには、「タイムライン」またはミニタイムラインで、紫色の「動きを解析」バーの始点と終点を調整します。

トラック領域のイン点を変更する

以下のいずれかの操作を行います：

目的のフレームに再生ヘッドを配置し、クリップを選択してから、「マーク」＞「再生範囲のイン点にマークをつける」と選択します（または Option ＋ Command ＋ I キーを押します）。
「タイムライン」またはミニタイムラインで、紫色のトラッキング・ビヘイビア・バーの始点を調整します。
参考：トラッキングビヘイビアのバーの長さを調整する場合は、トラッキング参照ポイントをビヘイビアの範囲内に設定してください。

トラック領域のアウト点を変更する

以下のいずれかの操作を行います：

目的のフレームに再生ヘッドを配置し、クリップを選択してから、「マーク」＞「再生範囲のアウト点にマークをつける」と選択します（または Option ＋ Command ＋ O キーを押します）。
「タイムライン」またはミニタイムラインで、紫色のトラッキング・ビヘイビア・バーの終点を調整します。
参考：トラッキングビヘイビアのバーの長さを調整する場合は、トラッキング参照ポイントをビヘイビアの範囲内に設定してください。

参考：逆方向のトラック解析を実行するときは、トラックのイン点とアウト点を設定します。