アニメーションとトラッキングデータの結合について

マッチムーブ操作の適用先オブジェクトは、固有のアニメーションがない場合、ソースオブジェクトの動きを正確にたどります。ただし、適用先オブジェクトがアニメートされている(それ自体にビヘイビアまたはキーフレームが適用されている)場合は、モーションパスを結合することで、より複雑なモーションエフェクトを得ることができます。

適用先オブジェクトのアニメーションを「マッチムーブ」ビヘイビアで無視するのか、「マッチムーブ」ビヘイビアに追加するのかを指定することができます。これは、「マッチムーブ」ビヘイビアのインスペクタで、「変形」ポップアップメニューの 2 つのオプション、「ソースに吸着」または「ソースに合わせる」のいずれかを選択して行います。

  • ソースに吸着:ソースオブジェクトの動きが適用先オブジェクトに適用されますが、適用先オブジェクトの固有のアニメーションは無効になります。(ただし、「ビヘイビア」インスペクタの「調整」行で「位置」ボタン、「調整」ボタン、および「回転」ボタンをオフにすると、適用先オブジェクトの固有のアニメーションを再度有効にして、記録されたソースオブジェクトのトラックを無効にすることができます。)

  • ソースに合わせる:ソースオブジェクトのモーションパスと適用先オブジェクトのアニメーションのモーションパスが結合されます。つまり、適用先オブジェクトは固有のアニメーションを保持すると同時に、記録されたソースオブジェクトのトラックの動きに合わせることになります。「マッチムーブ」ビヘイビアを「ソースに合わせる」に設定し、「位置」ボタン、「調整」ボタン、および「回転」ボタンをオフにすると、記録されたソースオブジェクトのトラックが無効になります。「ソースに吸着」および「ソースに合わせる」について詳しくは、「マッチムーブ」のコントロールを参照してください。