キーフレームを追加する
「Motion」では、次の 2 つの基本的な方法を使って、キーフレームを適用してプロジェクトをアニメートできます:
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記録ボタンを使う方法:記録ボタンをオンにすると、いずれかのパラメータを調整するたびに新しいキーフレームが作成されます。プロジェクト内の複数のパラメータにキーフレームを設定したい場合に便利な方法です。
初期キーフレームを使う方法:パラメータに手動でキーフレームを追加してからそのパラメータをさらに調整すると、現在の再生ヘッド位置に追加のキーフレームが作成されます。プロジェクト内の特定のオブジェクトの 1 つのパラメータにキーフレームを設定したい場合に便利な方法です。
記録ボタンを使って 1 つまたは複数のパラメータにキーフレームを追加する
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以下のいずれかの操作を行います:
キャンバスの下のトランスポートコントロールにある記録ボタンをクリックします。
A キーを押します。
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「マーク」>「アニメーションを記録」と選択します。
記録ボタンが強調表示されます。
キャンバス、「レイヤー」リストまたは「タイムライン」で、オブジェクトを選択します。
再生ヘッドを新しい時間上の位置にドラッグします。
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以下のいずれかの操作で 1 つまたは複数のパラメータを変更します:
オンスクリーンコントロールを使って、オブジェクトを移動、拡大/縮小、または調整します。
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「インスペクタ」または HUD のコントロールを使って、オブジェクトを移動、拡大/縮小、または調整します。
変更したパラメータに対して、現在の再生ヘッド位置にキーフレームが追加されます。
手順 3 と 4 を繰り返して、その他のキーフレームを追加します。
記録ボタンが有効になっている間は、プロジェクト内で行ったパラメータの変更が、常に新しいキーフレームとして記録されます。「インスペクタ」では、変更可能なすべてのパラメータが赤で強調表示されるため、これらのパラメータの変更がキーフレームとして記録されることが分かります。
記録ボタンをオフにする
キーフレームの記録が有効になっている場合は、これをオンにしたときと同じ方法でオフにすることができます。
以下のいずれかの操作を行います:
キャンバスの下のトランスポートコントロールにある記録ボタンをクリックします。
A キーを押します。
「マーク」>「アニメーションを記録」と選択します。
初期キーフレームによる設定方法を使って、1 つのパラメータにキーフレームを追加する
キャンバス、「レイヤー」リストまたは「タイムライン」で、オブジェクトを選択します。
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以下のいずれかの操作で 1 つのパラメータを変更します:
オンスクリーンコントロールを使って、オブジェクトを移動、拡大/縮小、または調整します。
「インスペクタ」または HUD のコントロールを使って、オブジェクトを移動、拡大/縮小、または調整します。
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以下のいずれかの操作で初期キーフレームを作成します:
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Control + K キーを押します。
Control + K キーを押すと、上の手順 2 で最後に修正したパラメータにキーフレームが追加されます。たとえば、オンスクリーンハンドルを使ってレイヤーを拡大/縮小してから Control + K キーを押すと、「調整」パラメータにキーフレームが追加されます。
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「情報」インスペクタの「変形」セクションで、キーフレームを設定したいパラメータの「キーフレームを追加/削除」ボタンをクリックします。
参考: 「キーフレームを追加/削除」ボタン(プラス記号が付いたグレイのひし形)は、キーフレームを追加したいパラメータ行の右端にポインタを動かすと表示されます。
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「情報」インスペクタの「変形」セクションで、パラメータの右端にあるアニメーションメニューをクリックしてから「追加」を選択します。
参考: アニメーションメニュー(下向きの矢印)は、キーフレームを追加したいパラメータ行の右端にポインタを動かすと表示されます。
「インスペクタ」で、Control キーを押しながらパラメータ名をクリックして、ショートカットメニューから「追加」を選択します。
変更したパラメータのキーフレームが現在のフレームに追加され、変更したパラメータが「インスペクタ」に赤で表示されて、そのパラメータのキーフレームが有効になったことが示されます。
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再生ヘッドを新しいタイム位置に移動します。
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手順 2 の説明に従って、同じパラメータを再度変更します。
別のキーフレームが現在のフレームに追加されます。
参考: 初期キーフレームによる設定方法を使ってパラメータをアニメートしている場合は、キーフレームの記録をオフにしたり中断したりすることはできません。