複数のカーブセグメントを同時に変形する
「キーフレーム変形ツール」を使って、複数のキーフレームを囲んでいる選択ボックスをドラッグし、ボックスをドラッグするかそのハンドルを調整することで、それらの位置を操作します。選択ボックスをドラッグした方向に、選択したキーフレームが移動されます。その結果、時間軸上でのキーフレームの位置またはキーフレームのパラメータ値のいずれか、または同時にその両方に、影響を与えることができます。選択ボックスのハンドルを調整すると、キーフレームが拡大/縮小されて、そのタイミングおよびパラメータ値が変更されます。
「キーフレーム変形ツール」を使って選択ボックスを描く
「キーフレーム変形ツール」(「キーフレームエディタ」のパラメータリストの上)を選択します。
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グラフ領域内でドラッグして、操作するキーフレームを囲む選択ボックスを作成します。
グラフ領域に 8 個のハンドルを持つボックスが表示されます。
重要: 「キーフレーム変形ツール」を使ってキーフレームを変形すると、デフォルトでは、キーフレームはフレーム全体として調整されます。「Motion」環境設定の「時間」パネルで「サブフレームのキーフレーミングを許可」チェックボックスがオンになっている場合は、キーフレームをサブフレーム単位で調整できます。サブフレーム単位ではより正確な調整が可能ですが、フレームの間にあるキーフレームに再生ヘッドを移動する場合は、「次の/前のキーフレーム」コントロール(またはキーボードショートカット)を使用します。サブフレーム単位で調整されたキーフレームをポインタで移動すると、フレームは最も近い完全なフレームにスナップします。
選択ボックスをドラッグしてキーフレームのタイミングとパラメータの値を変更する
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選択ボックス内をドラッグして、ボックスと囲まれているキーフレームを移動します。
左右に動かすと時間軸上のキーフレームの位置が移動し、上下に移動すると、キーフレームのパラメータ値が増加または減少します。
参考: 位置を変更した後のボックスが元の選択範囲外のキーフレームに重なっている場合でも、ボックスをドラッグした先の場所に関係なく、元のボックスで選択されていたキーフレームだけが操作の対象となります。追加のキーフレームを操作するには、グラフ領域で選択ボックスを描き直します。
ドラッグするハンドルの反対側のハンドルを基準として選択ボックスを拡大/縮小する
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ハンドルをドラッグして、選択ボックスのサイズを変更します。
選択ボックスの形状は、反対側または反対側の隅のハンドルを基準として変化します(反対側は動きません)。
選択ボックスをその中央を中心として拡大/縮小する
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Option キーを押したまま、選択ボックスのハンドルをドラッグします。
軸に沿ってドラッグすると、ボックスの両側が中央を中心として上下に拡大/縮小されます。
選択ボックスを非対称な形にする
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Command キーを押したまま、選択ボックスの角のハンドルをドラッグします。
それぞれの角のハンドルは、選択ボックスのほかの 3 つの角のハンドルとは別に単独で移動します。
選択ボックスの選択を解除する
以下のいずれかの操作を行います:
「キーフレームエディタ」内で、選択ボックスの外側の任意の場所を 1 回クリックします。
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「キーフレーム編集」ツールを選びます。
選択ボックスが消えます。
ヒント: 別のキーフレームのまとまりを囲む場合は、古い選択ボックスの外側に新しい選択ボックスを描画することもできます。