オーディオファイルを追加する
Motion プロジェクトにさまざまな種類のオーディオファイルを追加できます。ファイルをプレビューしてからプロジェクトに追加できます。「Motion」ではさまざまな一般的ファイル形式、サンプルレート、およびビット深度がサポートされています。詳細なリストについては、サポートされるメディアフォーマットを参照してください。
プロジェクトに追加されたオーディオファイルは「Motion」固有の内部フォーマットに変換されるため、同じプロジェクト内で異なるフォーマット、サンプルレート、およびビット深度のオーディオファイルをミックスできます。
参考: 追加したオーディオファイルの「タイムライン」での始点は、「Motion」環境設定のプロジェクトパネルの「レイヤーの作成位置」設定で決まります。この環境設定を調整するには、はじめて読み込む場合を参照してください。
プロジェクトにオーディオファイルを追加する
以下のいずれかの操作を行います:
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「ファイルブラウザ」または Finder から、オーディオファイルを「レイヤー」リスト、「タイムライン」、キャンバス、「オーディオタイムライン」、「オーディオ」リストにドラッグします。
各オーディオトラックは、「オーディオ」リスト内で個々のオーディオ・オブジェクトとして読み込まれます。
重要: オーディオトラックが 2 つより多いファイルからオーディオトラック(5.1 サラウンドオーディオなど)を読み込むときは、個々のオーディオ・オブジェクトとして読み込まれます。
オブジェクトのリンクアイコンが「レイヤー」リストにも表示され、オブジェクトに対応するオーディオエレメントがあることを示します。
オーディオファイルがプロジェクトに追加され、「オーディオタイムライン」、「オーディオ」リスト、ミニタイムライン、「メディア」リストに表示されます。
参考: 「オーディオタイムライン」を表示するには、「Motion」のワークスペースの右下隅の「オーディオタイムラインを表示/隠す」ボタンをクリックします。
「オーディオ」リストで追加(+)ボタンをクリックして、「ファイルを読み込む」ダイアログで追加するオーディオファイルを探し出し、「読み込む」をクリックします。
「オーディオ」リストをアクティブにした状態で、「ファイル」>「読み込む」と選択して(または、Command + I キーを押して)、「ファイルを読み込む」ダイアログで追加するオーディオファイルを探し出し、「読み込む」をクリックします。
Control キーを押しながら「オーディオ」リスト内をクリックして、ショートカットメニューから「オーディオを読み込む」を選択し、「ファイルを読み込む」ダイアログで追加するオーディオファイルを探し出し、「読み込む」をクリックします。
オーディオファイルがプロジェクトに追加され、「オーディオタイムライン」、「オーディオ」リスト、ミニタイムライン、「メディア」リストに表示されます(「レイヤー」リストには表示されません)。
「iTunes」からオーディオファイルを追加する
「ライブラリ」で「ミュージック」カテゴリを選択します。
プレイリストを選択し、ファイルスタックから曲を選択します。
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以下のいずれかの操作を行います:
プレビュー領域で「適用」をクリックします。
ファイルを「レイヤー」リスト、キャンバス、「タイムライン」、「オーディオタイムライン」、「オーディオ」リストにドラッグします。
参考: 著作権保護されている AAC ファイルを「Motion」に読み込むことはできないため、このようなファイルはファイルスタックに表示されません。これには iTunes Store から購入した iTunes Plus 以外のミュージックが含まれます。
オーディオファイルがプロジェクトに追加され、「オーディオタイムライン」、「オーディオ」リスト、ミニタイムライン、「メディア」リストに表示されます(「レイヤー」リストには表示されません)。
オーディオファイルを後で使用するためにプロジェクトに追加する
コンポジションに表示されないようにして、オーディオファイルをプロジェクトに追加することもできます。たとえば、オーディオファイルを後で使用するためにアーカイブする場合があります。その場合は、ファイルを「メディア」リストにドラッグします。
プロジェクトパネルで「メディア」をクリックして「メディア」リストを開きます。
「ファイルブラウザ」または Finder から「メディア」リストにオーディオファイルをドラッグします。
オーディオファイルが「メディア」リストに追加されますが、「オーディオタイムライン」や「オーディオ」リストには追加されません。オーディオレイヤーを「メディア」リストからキャンバス、「タイムライン」、「オーディオタイムライン」にドラッグすれば、いつでもこのファイルをアクティブなコンポジションに追加できます。
QuickTime ムービーのオーディオだけを追加する
QuickTime ムービーをプロジェクトに追加すると、ムービーのビデオトラックとオーディオトラックの両方が読み込まれます。ビデオが不要な場合は、オーディオトラックのみをプロジェクトに追加できます。
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「ファイルブラウザ」または Finder からプロジェクトパネルの「オーディオ」リストに QuickTime ムービーファイルをドラッグします。
ムービーのオーディオトラックがビデオフッテージなしでプロジェクトに追加されます。ビデオフッテージは「メディア」リストに追加されます(コンポジションでは使用されません)。
QuickTime ムービーからオーディオを追加する
デュアル・ステレオ・チャンネルまたは複数のオーディオチャンネルを含む QuickTime ファイルから、オーディオを単一のステレオトラックまたは個々のトラックとして読み込むことができます。
ビデオとオーディオの両方を含む QuickTime ムービーファイルを追加すると、そのオーディオトラックをビデオに関係なく使用できます。ファイルのリンクをソースから切り離すと、オーディオトラックだけを有効/無効に切り替えたり、削除したりすることができます。ただし、「メディア」リストからソースの QuickTime ムービーファイルを削除すると、そのファイルに由来するオーディオとビデオはすべて削除されます。
「ファイル」>「読み込む」と選択します(または Command + I キーを押します)。
「ファイルを読み込む」ダイアログで、QuickTime ムービーファイルを選択します。
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「ファイルを読み込む」ダイアログの下部にある「オーディオ」ポップアップメニューをクリックして、読み込みオプションを選択します:
ステレオにミックス:ムービーファイルを単一のステレオトラックとして読み込みます。
全トラックを読み込む:各チャンネルに個別のオーディオトラックを持つムービーファイルを読み込みます。
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「読み込む」をクリックします。
「ステレオにミックス」を選択すると、「オーディオ」リストにはファイルが 1 つのオーディオトラックとして表示され、キャンバスと「レイヤー」リストにはビデオが表示されます。「オーディオ」リスト(鍵アイコンの横にあります)のリンクアイコンは、オーディオ・オブジェクトに対応するビデオエレメントがあることを示しています。
「全トラックを読み込む」を選択してファイルを読み込むと、「オーディオ」リストには、ファイル内のチャンネルごとに個々のオーディオトラックが表示されます。次のイメージは、「全トラックを読み込む」オプションを使って、ステレオ QuickTime ムービーファイルを読み込んだときの「オーディオ」リストです。左右のトラックが示されています。
「Motion」からマルチチャンネル・オーディオ・ファイルを書き出すときに、すべてのチャンネルを書き出すか、それらを単一トラックにミックスダウンするかを選択できます。出力チャンネルを選択するを参照してください。