「キャンバス」環境設定

「キャンバス」環境設定では、キャンバス表示をカスタマイズします。このパネルで加えた変更は、現在のプロジェクトにただちに反映されます。

「Motion」環境設定ウインドウに、「キャンバス」の「配置」パネルが表示されています

配置

これらの設定によって、キャンバスにオプションで表示されるグリッド、ルーラ、ガイドの色と表示が制御されます。グリッド、ガイド、およびルーラは、「表示」メニューまたはキャンバスの右上隅にある「表示」ポップアップメニューでオンまたはオフにできます。

  • グリッド間隔:グリッドの幅をピクセル単位で設定するスライダ。

  • グリッドのカラー:グリッドの線の色を設定するカラーコントロール。

  • ガイドのカラー:ガイドの色を設定するカラーコントロール。

  • ダイナミックガイドのカラー:ダイナミックガイドの色を設定するカラーコントロール。

  • オブジェクトのスナップ位置:キャンバス内でオブジェクトを移動したときにほかのオブジェクトと位置を揃える方法を設定するポップアップメニュー。3 つのオプションがあります:

    • 中心:オブジェクトを中心で揃えます。

    • エッジ:オブジェクトを端で揃えます。

    • 中心とエッジ:オブジェクトを中心と端で揃えます。

  • ルーラの位置:キャンバスのルーラの位置を設定するポップアップメニュー。4 つのオプションがあります:

    • 左下

    • 左上

    • 右上

    • 右下

ゾーン

セーフゾーンのサイズと色を制御します。「セーフゾーン」は、民生用のテレビ画面では正しく表示されない画面上の領域にイメージを配置しないようにする特別なガイドです。アクションセーフ領域の外に表示されるイメージは、表示されなくなる可能性があります。タイトルセーフ領域外の領域は歪む場合があるため、テキストが読みづらくなる可能性があります。

「Motion」環境設定ウインドウに、「キャンバス」の「ゾーン」パネルが表示されています

テレビやフィルムの両方で使用するために出力する場合、クリップがフィルムに変換されるときに切断される TV フレームの領域が分かれば便利です。「フィルムゾーン」の設定では、作業しているフィルムゲージのアスペクト比が分かるようにガイドを表示できます。

セーフゾーンとフィルムゾーンのガイドは、「表示」メニュー、またはキャンバスの右上隅にある「表示」ポップアップメニューでオンまたはオフにできます。

  • アクションセーフ領域:アクションセーフのガイドを表示するキャンバスの比率を設定するスライダです。(デフォルトはキャンバスの 90 %です。)

  • タイトルセーフ領域:タイトルセーフのガイドを表示するキャンバスの比率を設定するスライダです。(デフォルトはキャンバスの 80%です。)

  • セーフゾーンのカラー:セーフゾーンのガイドの色を設定するコントロール。

  • フィルムゾーン:ガイドのサイズを標準アスペクト比に設定するポップアップメニュー。ポップアップメニューの右側の値フィールドに数値を入力することで、独自のアスペクト比が設定されます。メニューの選択肢は 5 つあります:

    • アメリカンビスタ 1.85:1

    • アナモフィックスコープ 2.35:1

    • HD 16:9

    • スタンダード 4:3

    • カスタム

  • フィルムゾーンのカラー:フィルムゾーンのガイドの色を設定するコントロール。