「ボックス」および「球」リプリケータは 3D 空間にエレメントのパターンを作成します。2D の「矩形」および「円」リプリケータシェイプには列（Y 面）と行（X 面）がありますが、「ボックス」および「球」には、それらに加えて、リプリケータに奥行き（Z 空間）を加える「ランク」パラメータもあります。

1. プロジェクトにリプリケータを追加した後、「リプリケータ」インスペクタで「3D」チェックボックスを選択します。

   プロジェクトにリプリケータを追加する方法について詳しくは、プリセットリプリケータを追加する／カスタムリプリケータを作成するを参照してください。

2. 「リプリケータ」インスペクタで、「シェイプ」ポップアップメニューをクリックしてから、「ボックス」または「球」を選択します。

   プロジェクトがまだ 3D でない場合は、リプリケータパターンは平面に見えます。

3. プロジェクトにカメラが含まれていない場合は、ツールバーの「新規カメラ」ボタンをクリックしてから、「3D に切り替え」をクリックします。

   プロジェクトにカメラが追加され、レイヤーが 3D レイヤーに変換されます。

4. （キャンバスの右上隅にある）3D 表示ツールから、周回ツール（中央のツール）内をドラッグします。

   

   カメラが回転すると、リプリケータセルが Z 空間内で調整されるのを確認できます。

   ヒント： 「シミュレーション」ビヘイビアを使用して、プロジェクト内のほかのオブジェクトと対話しながら 3D 空間内でアニメートするリプリケータを作成します。たとえば、「周回」を使って、ターゲットオブジェクトの周囲でリプリケータエレメントを周回させることができます。詳しくは、「シミュレーション」ビヘイビアの概要を参照してください。

リプリケータが 3D グループのメンバーの場合は、ある種のビヘイビアを適用することでリプリケータ・パターン・エレメントを X 平面および Y 平面から変換できます。

1. プロジェクトにリプリケータを追加した後、「リプリケータ」インスペクタで「3D」チェックボックスを選択します。

   この例では「バースト」リプリケータシェイプを使用します。プロジェクトにリプリケータを追加する方法について詳しくは、プリセットリプリケータを追加する／カスタムリプリケータを作成するを参照してください。

2. プロジェクトにカメラが含まれていない場合は、ツールバーの「新規カメラ」ボタンをクリックしてから、「3D に切り替え」をクリックします。

   プロジェクトにカメラが追加され、レイヤーが 3D のレイヤーに変わります。

3. 「レイヤー」リストで、オブジェクト（この例では白い円シェイプ）を選択し、「情報」インスペクタで「場所」開閉用三角ボタンをクリックしてから、Z 値スライダ内をドラッグします。

   この例では、白い円の Z 位置が 225 に設定されます。

4. 「レイヤー」リストでリプリケータを選択し、ツールバーの「ビヘイビアを追加」ポップアップメニューをクリックしてから、「シミュレーション」＞「吸着」と選択します。

   オブジェクトが「吸着」ビヘイビアに割り当てられるまで、アニメーションは行われません。

5. 「レイヤー」リストで「吸着」ビヘイビアが選択された状態で、ターゲットオブジェクト（この例では白い円）を「ビヘイビア」インスペクタの「オブジェクト」ウェルにドラッグします。

   デフォルト「吸着」設定では、リプリケータ全体がターゲットオブジェクトに向かって移動します。

6. 「ビヘイビア」インスペクタで、「サブオブジェクトに適用」チェックボックスを選択します。

7. プロジェクトを再生するために、スペースバーを押します。

   

   プロジェクトが再生されると、リプリケータエレメントがひとつひとつ影響されて、Z 空間内を吸着オブジェクトに向かって動いていきます。ビヘイビアの影響で、リプリケータエレメントは吸着エレメントを通り過ぎて、元の位置に戻ります。