Final Cut Pro にリグを公開する

リグが特に便利なのは Final Cut Pro X テンプレートで、複雑なパラメータグループを変更するために少数のコントロールを操作するだけで済むようにしたり、プロダクションチームの経験の浅い合成技術者や編集者でも、設定された仕様に確実に従って顧客の要求を満たしたりすることが可能になります。「Motion」で Final Cut Pro テンプレート内のリグにウィジェット（チェックボックス、ポップアップメニュー、スライダ）を追加した後、公開したいウィジェットを選択する必要があります。テンプレートを保存すると、公開したウィジェットが「Final Cut Pro」で使えるようになります。

Final Cut Pro にウィジェットを公開する

「リグ」インスペクタまたは「ウィジェット」インスペクタで、公開するパラメータの名前を Control キーを押しながらクリックして、ショートカットメニューから「公開」を選択します。
参考：公開したパラメータコントロールを「Final Cut Pro」で使えるようにするには、テンプレートを保存する必要があります。

「Motion」で公開したパラメータを表示する

「プロジェクト」インスペクタを開くと、テンプレート内で公開するように設定したパラメータを確認できます。

「レイヤー」リストの一番上にある「プロジェクト」オブジェクトをクリックします。
「プロジェクト」インスペクタで「公開」パネルを開きます。
「公開」パネルには、ウィジェットを含む、公開されたすべてのパラメータが表示されます。公開されたパラメータをテンプレートに含めて保存すると、それらのパラメータも「Final Cut Pro」のインスペクタに表示されます。公開について詳しくは、パラメータコントロールの追加の概要を参照してください。