チャンネルミキサー

赤、緑、青、およびアルファのチャンネルを互いにミックスさせます。「チャンネルミキサー」フィルタのメインパラメータは、「赤の出力」、「緑の出力」、「青の出力」、および「アルファ出力」という 4 つの部分に分かれていて、それぞれで個々のチャンネルを操作します。各セクションでは、赤、緑、青、アルファのチャンネルへ加える(または減じる)カラーチャンネルの値を調整できます。

このフィルタは、「フィルタ」インスペクタのパラメータコントロールを使って調整します:

  • 赤-赤:赤の出力値に加える赤の入力値の量を設定します。デフォルトの値は 1.0 です。この場合、赤のチャンネルは変更されません。この値を大きくすると、赤の入力値に「赤-赤」の値を乗算した量だけ、赤の出力値が増加します。

  • 赤-緑:赤の出力値に加える緑の入力値の量を設定します。デフォルトの値は 0 です。この場合、赤のチャンネルは変更されません。この値を大きくすると、緑の入力値に「赤-緑」の値を乗算した量だけ、赤の出力値が増加します。

  • 赤-青:赤の出力値に加える青の入力値の量を設定します。デフォルトの値は 0 です。この場合、赤のチャンネルは変更されません。この値を大きくすると、青の入力値に「赤-青」の値を乗算した量だけ、赤の出力値が増加します。

  • 赤-アルファ:赤のチャンネルに加えるアルファの入力値の量を設定します。デフォルトの値は 0 です。この場合、赤のチャンネルは変更されません。この値を大きくすると、アルファの入力値に「赤-アルファ」の値を乗算した量だけ、赤の値が増加します。

  • 緑-赤:緑の出力値に加える赤の入力値の量を設定します。デフォルトの値は 0 です。この場合、緑のチャンネルは変更されません。この値を大きくすると、赤の入力値に「緑-赤」の値を乗算した量だけ、緑の出力値が増加します。

  • 緑-緑:緑の出力値に加える緑の入力値の量を設定します。デフォルトの値は 1.0 です。この場合、緑のチャンネルは変更されません。この値を大きくすると、緑の入力値に「緑-緑」の値を乗算した量だけ、緑の出力値が増加します。

  • 緑-青:緑の出力値に加える青の入力値の量を設定します。デフォルトの値は 0 です。この場合、緑のチャンネルは変更されません。この値を大きくすると、青の入力値に「緑-青」の値を乗算した量だけ、緑の出力値が増加します。

  • 緑-アルファ:緑のチャンネルに加えるアルファの入力値の量を設定します。デフォルトの値は 0 です。この場合、緑のチャンネルは変更されません。この値を大きくすると、アルファの入力値に「緑-アルファ」の値を乗算した量だけ、緑の値が増加します。

  • 青-赤:青の出力値に加える赤の入力値の量を設定します。デフォルトの値は 0 です。この場合、青のチャンネルは変更されません。この値を大きくすると、赤の入力値に「青-赤」の値を乗算した量だけ、青の出力値が増加します。

  • 青-緑:青の出力値に加える緑の入力値の量を設定します。デフォルトの値は 0 です。この場合、青のチャンネルは変更されません。この値を大きくすると、緑の入力値に「青-緑」の値を乗算した量だけ、青の出力値が増加します。

  • 青-青:青の出力値に加える青の入力値の量を設定します。デフォルトの値は 1.0 です。この場合、青のチャンネルは変更されません。この値を大きくすると、青の入力値に「青-青」の値を乗算した量だけ、青の出力値が増加します。

  • 青-アルファ:青のチャンネルに加えるアルファの入力値の量を設定します。デフォルトの値は 0 です。この場合、青のチャンネルは変更されません。この値を大きくすると、アルファの入力値に「青-アルファ」の値を乗算した量だけ、青の値が増加します。

  • アルファ-赤:アルファの出力値に加える赤の入力値の量を設定します。デフォルトの値は 0 です。この場合、アルファのチャンネルは変更されません。この値を大きくすると、赤の入力値に「アルファ - 赤」の値を乗算した量だけ、非透明アルファ値を持つピクセルの出力値が増加します。

  • アルファ-緑:アルファの出力値に加える緑の入力値の量を設定します。デフォルトの値は 0 です。この場合、アルファのチャンネルは変更されません。この値を大きくすると、緑の入力値に「アルファ-緑」の値を乗算した量だけ、非透明アルファ値を持つピクセルの出力値が増加します。

  • アルファ-青:アルファの出力値に加える青の入力値の量を設定します。デフォルトの値は 0 です。この場合、アルファのチャンネルは変更されません。この値を大きくすると、青の入力値に「アルファ-青」の値を乗算した量だけ、非透明アルファ値を持つピクセルの出力値が増加します。

  • アルファ-アルファ:アルファチャンネルの出力値に加えるアルファの入力値の量を設定します。デフォルトの値は 1.0 です。この場合、アルファのチャンネルは変更されません。この値を大きくすると、アルファチャンネルのピクセルにさらにアルファが加わります。値を 1 より大きくしても、ほかのアルファパラメータに設定された負の値でアルファの量が減っていない限り、何も変わりません。

  • モノクロ:フィルタを単色モードに設定します。モノクロモードでは、3 つのカラーチャンネルすべてが「赤」コントロールの影響を受けます。

  • モノクロ > 1 を許可:単色のチャンネルに 1 より大きい値を設定できるようにします。デフォルトでは、このチェックボックスは選択されています。カラーの値は通常は 0 と 1 の間ですが、プロジェクトのビット深度がチャンネルあたり 16 ビットに設定されているため、1 を上回るか 0 を下回ることができます。このチェックボックスの選択を解除した場合は、それぞれの「赤」カラー出力コントロールがリンクされます。いずれかを移動すると、合計値が 1.0 に維持されるようにほかが調整されます。このパラメータを有効にするには、フィルタが単色モードになっている必要があります。

  • アルファを含める:モノラル計算にアルファチャンネルを含めるかどうかを設定します。このパラメータを有効にするには、フィルタが単色モードになっている必要があります。

  • ミックス:元のイメージと色補正したイメージをブレンドする割合を設定します。