「エミッタ」HUD でパーティクルシステムを調整する

エミッタを作成すると、「エミッタ」インスペクタと「パーティクルセル」インスペクタのデフォルトパラメータに従ってパーティクルシステムが動きます。「エミッタ」HUD で、これらのパラメータのうち最も重要なパラメータを変更することができます。

「エミッタ」HUD を表示する

  • 「レイヤー」リスト、「タイムライン」、またはキャンバスでエミッタを選択します。

    「エミッタ」HUD が表示されます。(表示されない場合は、F7 キーを押します。)

HUD で 2D エミッタのパラメータを調整する

必要に応じて以下の操作を行います:

  • スライダをドラッグします:

    • 発生量:作成される 1 秒当たりのパーティクルの数を設定します。

    • 表示時間:各パーティクルを画面上に表示する時間を(秒で)設定します。

    • 調整:セルの元のサイズに対する各パーティクルのサイズを設定します。

    • 放出範囲:パーティクルが放出される角度を設定します。

  • グラフィカルな放出コントロールをドラッグすると、複数のパラメータ(「放出範囲」、「放出角度」、「放出速度」)を同時に変更できます。詳しくは、「エミッタ」HUD のコントロールを参照してください。

    HUD。2D エミッタコントロールが表示されています

HUD で 3D エミッタのパラメータを調整する

「エミッタ」インスペクタで「3D」チェックボックスを選択すると、3D 空間でエミッタを操作するための追加の 3D コントロールが「エミッタ」HUD に表示されます。

必要に応じて以下の操作を行います:

  • 以下のいずれかのスライダをドラッグします:

    • 発生量:作成される 1 秒当たりのパーティクルの数を設定します。

    • 表示時間:各パーティクルを画面上に表示する時間を(秒で)設定します。

    • 調整:セルの元のサイズに対する各パーティクルのサイズを設定します。

    • 放出範囲:パーティクルが放出される角度を設定します。

  • グラフィカルな放出コントロールをドラッグして、「エミッションの緯度」および「エミッションの経度」パラメータを変更します。詳しくは、「エミッタ」HUD のコントロールを参照してください。

    HUD。3D エミッタコントロールが表示されています

HUD を使用して 3D 空間でエミッタを変形する

パーティクルエミッタを「レイヤー」リストで選択してから 3D 変形ツール(ツールバー内)を選択すると、「エミッタ」HUD が拡大して、X、Y、Z 空間でエミッタを変形できる追加のコントロールが表示されます:

  1. 「レイヤー」リストでエミッタを選択した状態で、ツールバーの 3D 変形ツールをクリックします。

    ツールバーの 3D 変形ツール
  2. 「エミッタ」HUD で、四角形のコントロール内をドラッグすると、3D 空間でエミッタを移動、回転、または調整できます。

    これらのコントロールは、2D エミッタと 3D エミッタの両方で使用できます。

    HUD。「3D 変形を調整」ツールが選択されているときのエミッタコントロールが表示されています

    HUD での 3D 変形コントロールの使いかたについて詳しくは、3D 空間でレイヤーを変形するを参照してください。

複数のセルが含まれているパーティクルシステムの場合、エミッタの HUD のパラメータを使うと、互いに関連する各セルのパラメータのエフェクトを同時に変更できます。つまり、異なる調整値を持つ 2 つのセルで構成されたパーティクルシステムの場合、HUD で調整値を変更すると、両方のセルのサイズが同時に変更されます。たとえば、HUD で調整を 200%増やしても両方のセルの調整は 200%に変わりませんが、元の調整値に相対してセルのサイズが変更されます。

キャンバス。2 つのセルのそれぞれがその元のサイズに相対して調整されているパーティクルシステムが表示されています

このため、セルが複数あるエミッタでは、HUD パラメータはパーセンテージで表示されます。1 つのセルのパラメータを変更すると、セルパラメータが直接調整されます。