1 つのセルと複数のセルのエミッタコントロール

パーティクルシステムに 1 つのセルしかない場合は、エミッタのコントロールとセルのコントロールが両方とも「エミッタ」インスペクタに表示されます。この場合、この 1 つのインスペクタでパーティクルシステムのすべての機能を制御できるので、「エミッタ」インスペクタと「パーティクルセル」インスペクタの両方を使わなくても済みます。

「エミッタ」インスペクタ。セルが 1 つのシステムのコントロールと、複数のセルがあるシステムのコントロールが表示されています

パーティクルシステムに複数のセルがある場合は、「エミッタ」インスペクタの表示が大きく異なります。コントロールのリストが短くなり、セルのコントロールの大半がマスターコントロールの少数のグループ(デフォルトで非表示)に置き換わります。

「エミッタ」インスペクタ。マスターコントロールのセクションが表示されています

マスターコントロールを使って変更を行うと、各セルのパラメータのエフェクトがシステムのほかのセルに対して相対的に変更されます。たとえば、パーティクルシステムに 3 つのセルがあり、「調整」の値が異なる場合は、「エミッタ」インスペクタで「調整」パラメータを大きくすると、3 つのセルすべての「調整」の値に同じ率が掛けられます。その結果、システムのすべてのパーティクルのサイズが拡大または縮小され、各パーティクルのほかのパーティクルに対する相対的なサイズは保持されます。このため、複数セルのパーティクルシステムのマスターコントロール値はパーセントで表示されます。