適用された「シーケンステキスト」ビヘイビアを微調整する

文字や語句間のトランジションを柔らかい感じにしたり、パラメータを取り除いたりなど、適用した「シーケンステキスト」ビヘイビアをさらにカスタマイズできます。「シーケンステキスト」ビヘイビアとは無関係にテキストの外観を調整することも可能です。

「シーケンステキスト」ビヘイビアからパラメータを取り除く

  • 「レイヤー」リストまたは「タイムライン」で、適用した「シーケンステキスト」ビヘイビアを選択します。次に、「ビヘイビア」インスペクタの「パラメータ」行で、「取り除く」ポップアップメニューをクリックしてパラメータを選択します。

    ビヘイビアから選択したパラメータが取り除かれます。

文字間の遷移を緩やかにする

シーケンスアニメーションの 2 つの文字間の遷移が急すぎる場合は、「スプレッド」値を調整することで減衰の量を制御します。

  • 「シーケンステキスト」ビヘイビアにパラメータを割り当ててから、「ビヘイビア」インスペクタの「スプレッド」スライダを右にドラッグすると、文字間の変化が緩やかになります。

    比較: 「シーケンステキスト」ビヘイビアの「スプレッド」値を 0 に設定した場合と 11 に設定した場合

シーケンスのアニメーションに追加せずにパラメータを変更する

テキストのフェース、アウトライン、グロー、またはドロップシャドウを変更したいが、その変更をアニメートしたくない場合は、「テキスト」インスペクタの「アピアランス」パネルで調整します。「アピアランス」パネルでパラメータを変更した場合、適用されている「シーケンステキスト」ビヘイビアには影響しません。たとえば、「アピアランス」パネルでテキストにアウトラインを追加しても、シーケンスアニメーション中はテキストのアウトラインは変化せず、一定のままになります。

  1. 「シーケンステキスト」ビヘイビアが適用されているテキストオブジェクトを選択してから、「テキスト」インスペクタの「アピアランス」パネルを開きます。

  2. 「アウトライン」のアクティブ化チェックボックスを選択します。

    選択すると、アクティブ化チェックボックスが青色で強調表示されます。また、「アウトライン」コントロールが使用できるようになり、キャンバス内の選択したテキストにアウトラインが追加されます。

  3. 「アピアランス」パネルで、「アウトライン」コントロールを調整します。

    プロジェクトを再生すると、テキストは「シーケンステキスト」ビヘイビアの設定に従ってアニメートされますが、テキストのアウトラインは一定のままで、シーケンスされません。

参考: 「シーケンステキスト」ビヘイビアで設定するパラメータは「アピアランス」パネルで設定するパラメータとは独立しているので、「アピアランス」パネルでパラメータのチェックボックスを選択すると、特定の属性の外観が変わることがあります。たとえば、テキストのグローをアニメートするシーケンスを作成した後に、「テキスト」インスペクタの「アピアランス」パネルで「グロー」チェックボックスを選択すると、エフェクトが加算されます。つまり、「シーケンステキスト」ビヘイビアで作成したグローに「アピアランス」パネルのグローが追加されます。