グループトラックについて

グループが折り畳まれ、そのネストされたオブジェクトが「タイムライン」トラック領域に表示されていなくても、グループトラックで編集できます。

グループトラックには 2 本の色付きのバーが表示されます。上にある濃い青色の細いバーでは、グループのすべてのオブジェクトを 1 つの単位として編集します。このバーにはグループ名(デフォルトでは「グループ」)ラベルが表示されます。下のグループバー(より薄い青色の太いバー)では、グループ内の個々のオブジェクトを編集します。下のグループバーには、グループの個々のオブジェクト名に関する情報と、「タイムライン」の合成された領域で重なっているオブジェクトの数が表示されます。

グループバーが折り畳まれた「タイムライン」

「Motion」では、「タイムライン」のオブジェクトをグループトラック経由で移動できます。グループトラックでのドラッグ位置に応じて、すべてのオブジェクト、個々のオブジェクト、または時間が重なっているオブジェクト(合成されたオブジェクト)のみを移動できます。

上のグループバーの端をトリムすると、グループ内のオブジェクトの端がトリムされます。オブジェクトが 1 つだけの場合は、上のグループバーをトリムするとそのオブジェクトがトリムされます。グループの端に複数のオブジェクトが一列に並んでいる場合は、グループをトリムするとすべてのオブジェクトがトリムされます。

複数のオブジェクトが含まれるグループのトリム前と後の「タイムライン」

重なったオブジェクトをグループトラック経由でトリムすることはできません。

上のグループバーの長さを変更して、グループ(下のグループバー)の内容よりも長くまたは短くなるようにすることができます。たとえば、上のグループバーを短くして、グループに含まれるオブジェクトの一部を隠すことができます。上のグループバーの端からはみ出したオブジェクトはキャンバスに表示されません。

グループをその内容とは別に操作している「タイムライン」

移動およびトリムだけでなく、グループトラックでビデオレイヤーをスリップすることもできます。下のグループバーのうち 1 つのビデオレイヤーだけが含まれる部分は、この方法でスリップできます。複数のレイヤーが重なっている領域は、Control キーを押しながらグループバーをクリックし、ショートカットメニューからビデオレイヤーを選択することで、スリップできます。詳しくは、グループトラックで編集するを参照してください。