同心円シェイプ

「同心円シェイプ」ジェネレータは、シェイプの繰り返しパターンを作成します。

キャンバスに、「同心円シェイプ」ジェネレータの例が表示されています

このジェネレータは「ジェネレータ」インスペクタのコントロールを使用して調整します:

  • シェイプ:シェイプのタイプを設定するポップアップメニュー。選択肢は 2 つあります:

    • 円:同心円を作成します。

    • ポリゴン:3 辺以上ある同心ポリゴンを作成します。

  • サイド数:ポリゴンシェイプの辺の数を指定するスライダ。「シェイプ」を「ポリゴン」に設定した場合に使用できます。ポリゴンには少なくとも 3 辺が必要です。

  • 回転:ポリゴンシェイプの方向を指定するダイヤル。「シェイプ」を「ポリゴン」に設定した場合に使用できます。

  • 中心:キャンバスにおけるジェネレータの中心を設定する値スライダ。左側の値スライダが X 軸、右側の値スライダが Y 軸を表します。X および Y のコントロールに個別にアクセスするには、開閉用三角ボタンをクリックします。

  • 内側のカットオフ:ジェネレータの中心の停止領域を定義するスライダ。0 よりも大きい値を設定すると、ジェネレータの中央に穴が作成され、値を大きくすると穴が大きくなります。プロジェクトでジェネレータの下で合成されたオブジェクトは、カットオフ領域に表示されます。

  • 周囲のカットオフ:ジェネレータの周囲の停止領域を定義するスライダ。値が低いほど、ジェネレータの外側のエッジがカットオフされます。プロジェクトでジェネレータの下で合成されたオブジェクトは、カットオフ領域に表示されます。

  • カラータイプ:カラータイプを指定するポップアップメニュー。選択肢は 2 つあります:

    • 2 カラー:2 カラーによる同心円シェイプを作成します。

    • グラデーション:「インスペクタ」にグラデーションパラメータ(グラデーションエディタと後述の「グラデーション処理」ポップアップメニュー)を追加します。グラデーションエディタについて詳しくは、グラデーションエディタのコントロールを参照してください。

  • カラー 1:ジェネレータの 1 番目のカラーを設定するカラーコントロール。「カラータイプ」を「2 カラー」に設定した場合に使用できます。デフォルト設定を使用した場合、このカラーは同心円シェイプの中央に現れます。

  • カラー 2:ジェネレータの 2 番目のカラーを設定するカラーコントロール。「カラータイプ」を「2 カラー」に設定した場合に使用できます。

  • グラデーション処理:シェイプの端(「中心」パラメータとグラデーションの右端のカラータグで指定されます)を超えた領域でグラデーションをクランプ、繰り返し、またはミラーするかどうかを指定するポップアップメニュー。「カラータイプ」を「グラデーション」に設定したときに使用できます。以下の 3 つの選択肢があります:

    • 終点へクランプ:グラデーションをエッジ(「中心」パラメータとグラデーションの右端のカラータグで定義されます)に制限します。

    • 鏡像:グラデーションをエッジ(「中心」パラメータとグラデーションの右端のカラータグで定義されます)からミラーします。

    • 繰り返し:グラデーションをエッジ(「中心」パラメータとグラデーションの右端のカラータグで定義されます)から繰り返します。

  • 幅:同心円シェイプの幅を設定するスライダ。

  • コントラスト:2 つのカラー間の遷移を制御するスライダ。「カラータイプ」を「2 カラー」に設定したときに使用できます。値 1 はカラー間のコントラストが最も高くなり、低い値になるほどコントラストが弱くなり、シェイプがぼやけます。

  • 位相:カラーまたはグラデーションを順番に切り替えるスライダ。

    ヒント: 「位相」パラメータをアニメートして催眠効果を作成します。

  • OSC を公開:このチェックボックスを選択すると、ジェネレータをテンプレートの一部として「Final Cut Pro X」に送信したときに、「Final Cut Pro」でオンスクリーンコントロールにアクセスできるようになります。オンスクリーンコントロールとその他のパラメータの公開について詳しくは、Final Cut Pro テンプレートの概要を参照してください。