単色光線

「単色光線」ジェネレータは、色の変化に基づいた光線パターンを作成します。色、変動の度合い、分割の数、パターンの回転を選択することができます。

キャンバスに、さまざまな設定の「単色光線」ジェネレータが表示されています

このジェネレータは「ジェネレータ」インスペクタのコントロールを使用して調整します:

  • 色空間:色空間を設定するポップアップメニューです。NTSC で作業している場合は、通常は、YIQ を使います。PAL で作業している場合は、YUV を使います。

  • オフセット:光線パターンの中心の座標を設定する値スライダ。座標はオブジェクトの中心(座標の原点)を元に算出されます。(「項目を調整」ツールを使用すれば、オンスクリーンコントロールでこのパラメータを変更することもできます。詳しくは、ジェネレータを変更する/アニメートするを参照してください。)

  • カラー:ベースの色を選択するカラーコントロール。

  • カラーのずれ:各色がお互いにどの程度異なるかを設定するスライダ。

  • ディビジョン:光線パターンの分割の数を設定するスライダ。

  • 回転:中心点からの全体のパターンの回転を設定するダイヤル。

  • シャープネス:光線のエッジの強さを指定するスライダ。値の範囲は、0.25 〜 1 です。

  • 波状:光線を歪めて波にするスライダ。値の範囲は、-10 〜 10 です。

  • 周波数:「波状」が 0 以外の値に設定されているときの、光線の波の数を指定するスライダ。

  • 位相:「波状」が 0 以外の値に設定されているときの、光線の始点および終点からの波のオフセットを指定するスライダ。(この値をアニメートして、興味深いエフェクトを作ることができます。)

  • 内側のカットオフ:ジェネレータの中心の停止領域を定義するスライダ。0 よりも大きい値を設定すると、ジェネレータの中央に穴が作成され、値を大きくすると穴が大きくなります。プロジェクトでジェネレータの下で合成されたオブジェクトは、カットオフ領域に表示されます。

  • 周囲のカットオフ:ジェネレータの周囲の停止領域を定義するスライダ。値が低いほど、ジェネレータの外側のエッジがカットオフされます。プロジェクトでジェネレータの下で合成されたオブジェクトは、カットオフ領域に表示されます。

  • OSC を公開:このチェックボックスを選択すると、ジェネレータをテンプレートの一部として「Final Cut Pro X」に送信したときに、「Final Cut Pro」でオンスクリーンコントロールにアクセスできるようになります。オンスクリーンコントロールとその他のパラメータの公開について詳しくは、Final Cut Pro テンプレートの概要を参照してください。